Cobalt FAQ

ここではユーザーズグループで発見したノウハウ、Cobalt に質問して得られた回答などをまとめていこうと思います。

登録されているすべての質問と回答

一般的な質問

他に FAQ はありませんか? (General)
メイリングリストの過去の記事はどうすれば読めますか? (General)
他に情報はありませんか? (General)
2700D と 2700WG の違いは何ですか? (Qube2700)
最初の起動時に行ったセットアップウィザードの画面をもういちど見たいのですが? (General)
設定を行なうための Web ページは何と呼べばいいのでしょう? (General)
ftp.cobaltnet.com が無くなったのですが (General)

機能・トラブル

anonymous ftp はできますか? (Qube2700)
SQL server を利用したいんだけど? (General)
majordomoなどを使ったメイリングリスト機能はついているのでしょうか? (General)
NTP が Qube2700 には含まれていないんですか? (Qube2700)
Web ディレクトリ以下のドキュメントを検索する(全文検索)機能はありますか? (General)
Qube2700のPCI スロットにはどのようなカードが差せますか? (Qube2700)
Qube2のPCI スロットにはどのようなカードが差せますか? (Qube2)
モデムやTAを接続してダイヤルアップサーバーとして使用することは可能ですか? (Qube2700, Qube2, RaQ)
www.abc.co.jp だけではなく、商品ごとに shouhin1.abc.co.jp のようなドメイン名で Web ページを運用したいのですが? (General)
Non-IP方式のバーチャルホスト(バーチャルドメイン)機能は使えないんでしょうか。 (General)
Qube2700 で root ユーザで ftp によるファイル転送がしたい。 (Qube2700)
Qube2, RaQ, RaQ2 で root ユーザで ftp によるファイル転送がしたい。 (Qube2, RaQ2, RaQ)
SPAM 対策をしたいのですが。 (General)
メイルを foo@host.domain.co.jp ではなく foo@domain.co.jp で受け取りたいのですが、どうしたらいいですか? (General)
OCN economy など 24bit 以上のネットマスクで逆引き設定するには? (Qube2700)
OCN economy など 24bit 以上のネットマスクで逆引き設定するには? (Qube3)
OCN economy など 24bit 以上のネットマスクで逆引き設定するには? (Qube2, RaQ3, RaQ4)
数字で始まるドメイン名を指定できません。どうすればいいですか? (Qube2700)
一文字のサブドメイン名を指定できません。どうすればいいですか? (Qube2700)
AppleShare でゲスト接続できちゃうのは嫌だなあ。 (Qube2700)
SMB(Windowsのファイル共有機能)で、Windows98/NT からアクセスしたら接続できないのですが? (Qube2700)
RaQメイリングリスト機能で、投稿者本人にもメイルを配送するようにするには? (RaQ)
メイル転送の機能を使って、メイルを転送するように設定しつつ、転送したメイルがサーバーにも残るようにできますか? (Qube2700)
メイルの転送を複数の宛先に対して行えますか? 転送しつつサーバに残すことができますか? (General)
メイルを受信しようとすると Unable to Copy mail spool file , quota exceeded (1133) と言われてうまくいきません。 (General)
.forward や /etc/aliases などに "|/usr/local/bin/forward" などとプログラムを書いて実行させようとするとエラーになる。 (RaQ2)
バックアップが取れない。Timeout エラーが出る。 (General)
ntp, ntpdateが使いたいのですが? (Qube2700)
DHCPクライアントにしたいのですが? (Qube2)
POP before SMTP は使えますか? (General)
proftpdを使いたいのですが? (Qube2700)
Macintoshの Outlook Express でメイルの受信が出来ません (Qube2, RaQ2)
ファンが壊れました。代用品は買えるでしょうか? (RaQ, RaQ2, RaQ3, RaQ4, RaQXTR, RaQ550)
メイルを受信するときに、最初の一回目が非常に遅い時があります。 (Qube2)
.htaccess や .forward など、ドットで始まる名前のファイルを ftp で転送したいのですが、うまくいきません。 (General)
FTPで登録したファイルの日付が9時間ずれて表示されるのですが。 (RaQ, RaQ2, RaQ3, RaQ4)
FTPで登録したファイルのアクセス権設定が変えられないのですが。 (Qube3)
7000番台のポートが開いているがこれは何か?Legart/Arkeia のバックアップクライアントモジュールが必ず起動してしまうが、何故か? (RaQ3, RaQ4)
RaQ2にパッチを適用したら「Cannot open termcap file」と言われて vi がうまく使えません。 (RaQ2, Qube2)
汎用jpドメインを登録しました。user@domain.jp 宛てのメイルを user@domain.co.jp のユーザに届けたいのですが? (RaQ2, RaQ3, RaQ4)
/etc/aliases を書き換えて newaliases すると newaliases: cannot open /etc/aliases: Group writable file というエラーが出ます。 (RaQ2, RaQ3)
全メイルアドレス宛のメイルを特定のアドレスに回送したいのですが。 (General)
管理者(siteadmin)でftp loginできないときがあります。 (General)
admin ユーザで telnet login すると last login 情報に on http と出てきますが、これは何ですか? (RaQ4)
RaQ シリーズにおいて、サイト管理者でログインした時の初期ディレクトリをそのドメインのトップにしたい。 (RaQ2, RaQ3, RaQ4)
RaQ3 で 128bit SSL のサービスは可能でしょうか? (RaQ3)
SCCS (Sun Cobalt Control Station) を設定しようとしたら、Qube3日本語版のメッセージなどが表示されたのですがなにごとでしょう? (ControlStation)
Qube3 をメイルリレーサーバにしたいと思うのですが、sendmail.cf をどう作り直せばいいでしょう? (Qube3)
メーリングリストの設定画面で「最大メッセージサイズ」を 10 MBにしたのに、1 MBに設定されてしまのはナゼ? (Qube3)
Qube3 でメインサイトを SSL 化したいのですが。 (Qube3)
RaQ2にパッチを適用したらパスワード変更がうまく効かなくなりました。 (RaQ2)

運用・保守

ハードディスクが壊れたらどうなりますか? (General)
メモリを増設したいんですが。 (General)
メモリを増設したのですが、どこをみたら増設できた事がわかりますか?私の Cobalt のメモリ、ディスクの量が知りたいのですが? (General)
ディスクを増やしたいんですが。 (General)
下位モデルの RaQ550 のディスクをサイズの大きなものに替えられますか? (RaQ550)
下位モデルの RaQ550 を RAID 化できますか? (RaQ550)
Apache のログがどんどん大きくなるのですが大丈夫ですか? (General)
ログ管理をしているlogrotateとはなんですか? (General)
システムがハングアップしたようですがどうしたらいいですか? (General)
シリアルコンソールをつなげますか? (General)
ディスクの内容を初期状態にもどせますか? (General)
壊れたメイルや、古いメイルを、メイルソフトを使わずにサーバから削除したいのですが (General)
SCSI ディスクから起動したいのですが。 (RaQ3, RaQ4)
RaQ4 の標準バックアップ・データを用いてリカバリをしたのですが、うまく戻りません。 (RaQ4)
RaQ4i でOSパッチを当てたら増設ドライブに関する設定ボタンが消えました。なぜ? (RaQ4)
バックアップファイルを復元せずに展開して中身を確認したい。 (Qube2700, RaQ, Qube2, RaQ2, RaQ3, RaQ4, Qube3, XTR)
パッチなどのパッケージファイルを手作業で展開したい (Qube2700, RaQ, Qube2, RaQ2, RaQ3, RaQ4, Qube3, RaQ550, XTR)
RaQ3 でディスク利用情報(quota)が取り出せずエラーが出る。 (RaQ3)

Web管理

Webトップディレクトリはどこですか? (Qube2700)
Webトップディレクトリはどこですか? (RaQ, RaQ2)
Webトップページにファイルをftpするにはどうすればいいですか? (General)
各個人ユーザの Web ディレクトリはどこですか? (Qube2700)
各個人ユーザの Web ディレクトリはどこですか? (RaQ)
各個人ユーザのページを /~username/ でアクセスできますか? (Qube2700, RaQ)
存在しないページを開いたときのエラー画面を入れ換えたい。普通のエラー表示だけにしたい。 (General)
http://host.domain.com/cobalt/ の管理画面を一般に見えないようにしたい。 (Qube2700)
CGI/SSI を利用するにはどうすればいいですか? (General)
Webディレクトリ内に、index.htmlが無い場合にインデックスリストを表示させないようにしたいのですが? (General)
パスワード認証の付いたページを作りたい。 (Qube2700, RaQ)
パスワード認証の付いたページを作りたい。 (Qube2, RaQ2, RaQ3, RaQ550)
CGIで REMOTE_HOST 環境変数に値が入らない (General)
バーチャルサイトを 32 個以上作ると admin ユーザで ftp して、各サイトの Web ページを更新できなくなりました。 (RaQ, RaQ2, RaQ3, RaQ4)

Linux/プログラミング

CobaltはLinux/RedHatだそうですが、そのバージョンは? (General)
Cobaltで使えるコマンドはどのようなものでしょうか? (General)
作成したソフトをパッケージ化できますか? (General)
カーネルソースはありますか? (General)
NetBoot できますか? (General)
Diskless にできますか? (General)
Flash memory からbootできますか? (General)
LCD/LED をコントロールできますか? (General)
プログラムをコンパイルすると dbm_open, dbm_fetch などが無いと言われます。 (General)
ドライバなどを移植・開発したいのですが (General)
Java VM や Java Servlet を使いたいのですが? (General)
Perl を実行すると warning: Setting locale failed というエラーが出ますが何ですか? (General)
sendmail の場所はどこですか? (General)

一般的な質問

Q: 他に FAQ はありませんか? (General)
FAQページにまとめてありますので 一度チェックしてください。
ユーザ会サイト内検索機能もあります。 これで過去のメイリングリストの記事や、Web ページ中を検索できます。
22 Feb. 1999

Q: メイリングリストの過去の記事はどうすれば読めますか? (General)
http://cobaltqube.org/ml/index-j.html に、メイリングリストに関する情報があります。
とにかく過去記事を取得するには、 coba-q-ctl@cobaltqube.org宛てに、 # get 100-200 と本文に書いたメイルを送れば、記事番号 100番から 200 番までの過去記事が返送されてきます。
もちろん coba-d メイリングリストの過去記事は coba-d-ctl 宛てで得られます。
18 Jan. 1999

お待たせしました。過去記事検索ページができました。 http://cobaltqube.org/search/index-j.html をご覧下さい。
8 Feb. 1999 松浦君の協力による

Q: 他に情報はありませんか? (General)
Cobalt 社の Website http://www.cobaltnet.com/があります。また、FTP サイトftp.cobaltnet.comもあります。
2 Sep. 1998

Cobalt 社のドメイン名が cobalt.com に変わりました。上記サイトはそれぞれ http://www.cobalt.com/ 及び ftp://ftp.cobalt.com/ となりました。
16 Feb. 2000

Cobalt の Sun による買収に伴い、各サーバマシンが引っ越しました。 従来さまざまなリソースを提供していた ftp.cobaltnet.com は ftp://ftp-eng.cobalt.com/ となっています。
28 Aug. 2002

Q: 2700D と 2700WG の違いは何ですか? (Qube2700)
faq@cobaltnet.com からの返事によると、Mac用ディスク共有 AFS (Apple File Share), Windows 用ディスク共有 SMB など、グループワークス的機能が D に無いだけのようです。
23 Sep. 1998

Q: 最初の起動時に行ったセットアップウィザードの画面をもういちど見たいのですが? (General)
購入した Cobalt を箱から出して、最初に電源を入れたときに始まる各種設定のためのWebページはセットアップウィザードと呼ばれています。
このページは、
http://hostname.dom/.cobalt/wizard/
に残っています。デモなどの時にはここから紹介すると判りやすくて良いでしょう。
17 Mar. 1999

Qube3 ではこれが
http://hostname.dom:444/base/wizard/start
になりました。
7 Aug. 2001

Q: 設定を行なうための Web ページは何と呼べばいいのでしょう? (General)
管理画面(アドミンサイト)とユーザ画面(パブリックサイト)の 二本立てでいいんじゃないでしょうか。 はっきりこうとは書かれていないようですが、Cobalt 社の日本語化担当の 方の意見では上記の通りでした。 英語版、及び Cobalt 社内では単に UI (User Interface) と呼ばれています。
23 Nov. 199

Q: ftp.cobaltnet.com が無くなったのですが (General)
Cobalt の Sun による買収に伴い、各サーバマシンが引っ越しました。 従来さまざまなリソースを提供していた ftp.cobaltnet.com は ftp://ftp-eng.cobalt.com/ となっています。
25 Mar. 2004

機能・トラブル

Q: anonymous ftp はできますか? (Qube2700)
RaQ以降の機種では anonymous ftp の設定機能が標準的に用意されています。 しかし残念ながら Qube2700 では anonymous ftp サービスの 現在では手作業で行うしか無いようです。

Softwareページの anonftpd 以下に、設定方法のメモがありますので参考にしてください。
23 Sep. 1998

Q: SQL server を利用したいんだけど? (General)
Jul. 1998 現在、移植中です。

Cobalt 社の Gordon さんから mySQL を移植中との回答を貰いました。 あと数週間で出来るとのことでしたので、8 月中にはリリースされるのでは ないでしょうか。 Web からインストールできるパッケージとして出てくるようです。
日本語対応のために EUC, Shift JIS に対応させておいて欲しいとお願いしました。
28 July 1998

Dec. 1998 現在、移植が終了したようです。
ftp://ftp.cobaltnet.com/pub/experimental/ 以下に、 Postgresql と mySQL の二つが RPM パッケージの形式で登録されています。
mySQLについては EUC/ShiftJIS 対応になっていなかったので、 Cobalt 社の Aaron さんに再び頼んでおきました。 PostgreSQLについては日本語対応は未確認です。
12 Dec. 1998

PostgreSQLがversion 6.5 から標準的に MIPS CPU の Cobalt (Qube2700, Qube2, RaQ, RaQ2) に対応するようになりました。 石井さんの尽力のたまものです。感謝。
また、RaQ3は CPU が x86 互換のものになったので、 一般的な Linux で稼働するアプリケーションは動くようになったと思います。
16 Apr. 2000

Q: majordomoなどを使ったメイリングリスト機能はついているのでしょうか? (General)
残念なことに Qube2700 には用意されていません。

しかしmajordomo も FML も普通にインストールできます。 http://cobaltqube.org/software/index-j.html をご覧下さい。
2 Sep. 1998
RaQには非常に単純なメイリングリスト機能が用意されました。 Unix的な表現をすると、/etc/aliases を使っただけの、簡単なものですが。
8 Feb. 1999
遂に Qube2, RaQ2 には majordomo が GUI 付きで用意されました。
ここでも FML などをインストールすることは可能です。
8 Jun. 1999

Q: NTP が Qube2700 には含まれていないんですか? (Qube2700)
RaQ では対応されましたので、おそらく今後は入ってくると思いますが、 Qube 2700には NTP が含まれていません。

しかし RaQ 用のパッケージをインストールして手作業で設定することは出来ます。
Cobalt で動くソフトウェアにインストール方法を収録してありますので参考にしてください。
27 Nov. 1998

Q: Web ディレクトリ以下のドキュメントを検索する(全文検索)機能はありますか? (General)
英語版では全文検索の機能が用意されています。しかし残念なことに、日本語版には Sep. 1998 現在ではその機能がありません。

しかし日商エレクトロニクス様からの情報では、近いうちに日本のメーカーがそういったパッケージをリリースするだろう、とのことです。
もしも自力で作業できるんであれば、Namazu + Kakashi がインストールできます。(これは吉田さんからの情報)
2 Sep. 1998

Q: Qube2700のPCI スロットにはどのようなカードが差せますか? (Qube2700)
Sep. 1998 現時点では Qube 2700 にはせいぜい DEC の Ethernet チップのドライバ程度しか発見できません。差して動くのはとりあえず DEC チップの Ethernet カードだけでしょう。

もし望みのカードを動作させたければ、カーネルを再構築し、モジュールなどでドライバをインストールするという方法があります。
2 Sep. 1998

PCIシリアルカードを使う方法に、ftp://ftp.cobaltnet.com/ で提供されている新しいカーネルを利用して Qube2700 にシリアルカードを追加する方法をまとめました。
他にも特種なドライバ込みのカーネルがあるかもしれませんから、ftp://ftp.cobaltnet.com/ をまめに覗いてみると良いでしょう。
12 Apr. 1999

Q: Qube2のPCI スロットにはどのようなカードが差せますか? (Qube2)
以下のカード、デバイスについて報告があがっています。

SCSIカード
Adaptec AHA-2940AU、AHA-2940U、AHA-2910C
DAT
Sony SDT-7000 (DDS2)
HP 型番不明 (DDS2)
TRAVAN N20
TECMAR TS520CSL
April 1999 安元さんからの情報です。
29 Apr. 1999

Qube2 用に徐々にカードのドライバが揃ってきました。 事例紹介 に載せておきますのでご覧下さい。
16 Apr. 2000

Q: モデムやTAを接続してダイヤルアップサーバーとして使用することは可能ですか? (Qube2700, Qube2, RaQ)
Qube 2700にはシリアルポートが存在しません。かなり難しいと思います。

Qube 2 にはシリアルポートが付いており、そういった使い方ができます。
RaQ にもシリアルポートがありますが、ユーザインタフェイス付きの機能としては用意されていません。
2700 でもPCI スロットにシリアルのカードを刺して、ドライバをインストールしてやれば、動作する可能性はあります。

PCIシリアルカードを使う方法に、ftp://ftp.cobaltnet.com/ で提供されている新しいカーネルを利用して Qube2700 にシリアルカードを追加する方法をまとめました。
他にも特種なドライバ込みのカーネルがあるかもしれませんから、ftp://ftp.cobaltnet.com/ をまめに覗いてみると良いでしょう。
12 Apr. 1999

Q: www.abc.co.jp だけではなく、商品ごとに shouhin1.abc.co.jp のようなドメイン名で Web ページを運用したいのですが? (General)
端的にRaQシリーズならそのままできます。Qubeシリーズでは工夫が必要です。
まず、RaQシリーズならばバーチャルホスト機能を標準でサポートしています。 ただし、RaQではバーチャルホストごとに個別のIPアドレスが必要です。 RaQ2ではIPアドレスを消費しないName Baseのバーチャルホストができます。

Qube2700でも、設定ファイルを書き換えれば実現できます。 これは個別のIPアドレスを必要としない方法です。

RaQにおけるIPアドレスを消費しないバーチャルドメイン、 Qube2700におけるバーチャルドメインについては 非IP方式のバーチャルドメインをご覧下さい。

Cobalt のサポートからの情報で、99年春には非 IP ホスティング (Name based virtual hosting) が実現できるパッチが出るそうです。 期待しましょう。
8 Feb. 1999, 8 Jul. 1999 update.

Q: Non-IP方式のバーチャルホスト(バーチャルドメイン)機能は使えないんでしょうか。 (General)
残念ながら Dec. 1998 現在では RaQ, Qube2700 ともに対応していません。 が、RaQ2 では対応しました。(Jul. 1999)

まず、Qube2700 ではバーチャルホストに対応していません。 RaQ ではバーチャルホストごとに IP アドレスを割り当てる方法で対応しており、 共通 IP アドレスでのバーチャルホスト(Name based Virtual host)対応は ありません。
ただ、電子メイルについては、自ホストと異なるドメイン名のメイルを受け取るための設定が用意されていますので、まずこれを設定すればいいでしょう。 ここのところの設定はメイル設定についてにまとめてあります。
Web のバーチャルホスト対応は Unix 的な設定での対応になりますが、 Cobalt 社の Knowledge Base に具体的な方法がまとめられています。
但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、 しかも vi エディタなどで作業する必要があります。ご注意下さい。 (具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)
27 Dec. 1998

Cobalt のサポートからの情報で、99年春には非 IP ホスティング (Name based virtual hosting) が実現できるパッチが出るそうです。 期待しましょう。
8 Feb. 1999

RaQ2 ではもっと簡単に作業できます。
8 Jul. 1999

Qube2 で実現する方法は、きがるネットのCLUB QUBEの Qube2 特集に、 「QUBE2でネームバーチャルホスティング」 としてまとめられています。松田さんに感謝。
7 Dec. 1999

Q: Qube2700 で root ユーザで ftp によるファイル転送がしたい。 (Qube2700)
/etc/ftpusers ファイルの root を削除してください。

root 権限で ftp が可能になると、各種の設定ファイルを見られたり、書き換えられたりしてしまいますので、セキュリティ的にはかなり危険です。
それでも良いと言う方だけ、/etc/ftpusers ファイルを変更してください。 ここには ftp が使えないユーザ名が列挙されています。
但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、しかも vi エディタなどで作業する必要があります。ご注意下さい。 (具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)
4 Dec. 1998 堤さんからの情報

Q: Qube2, RaQ, RaQ2 で root ユーザで ftp によるファイル転送がしたい。 (Qube2, RaQ2, RaQ)
root 権限で ftp が可能になると、各種の設定ファイルを見られたり、書き換えられたりしてしまいますので、セキュリティ的にはかなり危険です。 それでも良いと言う方だけ、以下の作業をして下さい。

まず /etc/proftpd.conf にRootLogin onを追加しDefaultRootのadminをrootに変更します。

=RaQ=  9行目付近
DefaultRoot                     / root
DefaultRoot                     ~/../.. Site-adm
DefaultRoot                     ~ !Site-adm
RootLogin on

=RaQ2=  10行目付近
DefaultRoot                     / root
DefaultRoot                     ~/../.. site-adm
DefaultRoot                     ~ !site-adm
RootLogin on

=Qube2= 10行目付近
DefaultRoot                     / root
DefaultRoot                     /home !admin
RootLogin on
続いて /etc/ftpusers に書かれている root という行を削除します。

上記変更追加でRaq, RaQ2, Qube2ともrootでFTPが出来るようになりました。

但しこの作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、しかも vi エディタなどで作業する必要があります。ご注意下さい。 (具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)
18 May 1999 松田さんからの情報

Q: SPAM 対策をしたいのですが。 (General)
ここのところの設定はメイル設定についてにまとめておきましたのでご覧下さい。
7 Nov. 1998

Q: メイルを foo@host.domain.co.jp ではなく foo@domain.co.jp で受け取りたいのですが、どうしたらいいですか? (General)
Qube2700についての設定はメイル設定についてにまとめておきましたのでご覧下さい。
7 Nov. 1998

Qube2, RaQ2 ではもっと簡単にできるようになりました。
RaQ2では管理ページの「サイト管理」の「サイト設定」にある、 「ドメイン宛の電子メールを受信する」にチェックを入れてください。
16 Apr. 2000

Q: OCN economy など 24bit 以上のネットマスクで逆引き設定するには? (Qube2700)
Oct. 1998 にパッチが出て対応可能になりました。

当初ネットマスクは 24bit までが Cobalt の逆引き設定の限界でした。 ところが国内では OCN economy, DION standard などを含めて、Class C 以下の逆引き設定を行う ISP が存在します。 この件については、日商エレクトロニクスなどからCobalt 社に対して、改善要求として出され、ついにCobalt からこれに対応したパッチが出ました。
Cobalt社のソフトウェアサポート (http://www.cobaltnet.com/support/) のページにある、 CoabltPatchJapan-2.0です。
このパッチに関する情報は時々参照すると良いでしょう。
18 Oct. 1998

この件については、CIDER逆引き対応プロジェクトとして動いていますので、そちらをご覧下さい。 更に詳しく 24bitネットマスク以上の逆引き設定についてまとめています。 標準で対応している OCN, DION 以外のユーザのためのサンプル設定ファイルも収録しています。
19 Nov. 1998

Q: OCN economy など 24bit 以上のネットマスクで逆引き設定するには? (Qube3)
OCN economy と DION、RFC2317 には対応しています。 ただ、困ったことにQube2700/Qube2 ではできていたパターンファイル追加による対応がQube3J では外れてしまいました。

この件については、CIDER逆引き対応プロジェクトとして動いていますので、そちらをご覧下さい。 更に詳しく 24bitネットマスク以上の逆引き設定についてまとめています。
15 Apr. 2001

Q: OCN economy など 24bit 以上のネットマスクで逆引き設定するには? (Qube2, RaQ3, RaQ4)
OCN economy と DION、RFC2317 には対応しています。

この件については、CIDER逆引き対応プロジェクトとして動いていますので、そちらをご覧下さい。 更に詳しく 24bitネットマスク以上の逆引き設定についてまとめています。 標準で対応している OCN, DION 以外のユーザのためのサンプル設定ファイルも収録しています。
19 Nov. 1998

Q: 数字で始まるドメイン名を指定できません。どうすればいいですか? (Qube2700)
英語版に関してはパッチが出て対応可能になりました。 (日本語版については不明。情報求む。)

当初ドメイン名は英字で始まらないとエラーになっていましたが、 Cobalt社のソフトウェアサポート (http://www.cobaltnet.com/support/) のページにある、 Cobalt 2700wg OS Patch Release 3.0 で、数字ドメイン名も大丈夫になりました。 このパッチに関する情報は時々参照すると良いでしょう。

日本語版またはちょっとマニアックな対処法としては、このチェックを かけている記述を直接変更してしまうという方法があります。
但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、 しかも vi エディタなどで作業する必要があります。ご注意下さい。 (具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)
この制限は、具体的には /home/admserv/html/.cobalt/network/index.html の中で、

function isDomainNameValid( domainName ) {
    if( domainName.charAt( domainName.length-1 )=='.' ) return false;

    var ptr=0;
    while( ptr< domainName.length ) {
        var dotPtr=domainName.indexOf( '.', ptr );
        if( dotPtr==-1 ) dotPtr=domainName.length;

        if( dotPtr==ptr+1 || dotPtr==ptr ) return false;

        var subdomain=domainName.substring( ptr, dotPtr );
        var ch=subdomain.charAt( 0 );

        if( !( ( ch>='a' && ch<='z' ) || ( ch>='A' && ch<='Z' ) ) ) return false;
        if( subdomain.indexOf( '--' )!=-1 ) return false;
        for( i=0; i< subdomain.length; i++ ) {
            var ch=subdomain.charAt( i );
            if( !( ( ch>='a' && ch<='z' ) || ( ch>='A' && ch<='Z' ) || ( ch>='0' && ch<='9' ) || ch=='-' ) ) return false;
        }
        ptr=dotPtr+1;
    }
    return true;
}
というような記述があるのですが、ここでの
        if( !( ( ch>='a' && ch<='z' ) || ( ch>='A' && ch<='Z' ) ) ) return false;
を削ればとりあえず大丈夫でしょう。 ただし、他のチェックで別の問題が出るような気もするので、いっそのこと、 このfunctionそのものを
        function isDomainNameValid( domainName ) {
            return true;
        }
だけにして一切のチェックをはずすのが正解かなと思います。

なおこのファイル(/home/admserv/.../index.html)ですが、一度 Web 設定 画面の「変更を保存」のボタンを押すと、どこからかオリジナルを 持って来て上書きしてくれるようで、変更を加えてもすぐに元に戻って しまいます。ご注意下さい。

17 Dec. 1998 山内さんからの情報

Q: 一文字のサブドメイン名を指定できません。どうすればいいですか? (Qube2700)
残念ながら良い方法がありません。

ちょっとマニアックな対処法としては、このチェックを かけている記述を直接変更してしまうという方法があります。
root で telnet login する作業になりますので、理解できる人だけトライ してみると良いでしょう。

この制限は、具体的には /home/admserv/html/.cobalt/network/index.html の中で、

function isDomainNameValid( domainName ) {
    if( domainName.charAt( domainName.length-1 )=='.' ) return false;

    var ptr=0;
    while( ptr< domainName.length ) {
        var dotPtr=domainName.indexOf( '.', ptr );
        if( dotPtr==-1 ) dotPtr=domainName.length;

        if( dotPtr==ptr+1 || dotPtr==ptr ) return false;

        var subdomain=domainName.substring( ptr, dotPtr );
        var ch=subdomain.charAt( 0 );

        if( !( ( ch>='a' && ch<='z' ) || ( ch>='A' && ch<='Z' ) ) ) return false;
        if( subdomain.indexOf( '--' )!=-1 ) return false;
        for( i=0; i< subdomain.length; i++ ) {
            var ch=subdomain.charAt( i );
            if( !( ( ch>='a' && ch<='z' ) || ( ch>='A' && ch<='Z' ) || ( ch>='0' && ch<='9' ) || ch=='-' ) ) return false;
        }
        ptr=dotPtr+1;
    }
    return true;
}
というような記述があるのですが、ここでの
	if( dotPtr==ptr+1 || dotPtr==ptr ) return false;
を削ればとりあえず大丈夫でしょう。 ただし、他のチェックで別の問題が出るような気もするので、いっそのこと、 このfunctionそのものを
        function isDomainNameValid( domainName ) {
            return true;
        }
だけにして一切のチェックをはずすのが正解かなと思います。

なおこのファイル(/home/admserv/.../index.html)ですが、一度 Web 設定 画面の「変更を保存」のボタンを押すと、どこからかオリジナルを 持って来て上書きしてくれるようで、変更を加えてもすぐに元に戻って しまいます。ご注意下さい。

17 Dec. 1998 山内さんからの情報

Q: AppleShare でゲスト接続できちゃうのは嫌だなあ。 (Qube2700)
以前、Qube2700 でゲスト接続を禁止できると書いていましたが、どうやらこれは誤りでした。 Qube2700の Netatalk のバージョンではゲスト接続を禁止するオプションは無いようです。
18 May 1999

Q: SMB(Windowsのファイル共有機能)で、Windows98/NT からアクセスしたら接続できないのですが? (Qube2700)
Windows95 では問題なく接続できると思います。 これは Windows98/NT ではセキュリティ対策に暗号化パスワードを採用したのに、 Qube のSamba サービスがそれに対応していないためです。
対処方法は二通りあります。
  1. Windows98/NT に暗号化されていないパスワード(平文パスワードと言います)を使わせる。
  2. Qube のSamba に暗号化パスワードを扱わせる。
ここでは前者の方法を紹介しておきます。後者の方法はまた後日。

きがるネットの松田さん、Internet Magazineからの情報
9 Jan. 1999

Q: RaQメイリングリスト機能で、投稿者本人にもメイルを配送するようにするには? (RaQ)
RaQには非常に簡易なメイリングリスト機能があります。 このメイリングリストに投稿すると、登録されている配送先のうち、投稿者以外の配送されます。 (結果的に非登録者が投稿した場合は登録者全員に配送されます。)
もしこれが不便で、登録されている投稿者本人にも配送してほしい場合には、以下のファイルを修正してください。 但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、 しかも vi エディタなどで作業する必要があります。ご注意下さい。 (具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)
/etc/sendmail.cf に
# send to me too, even in an alias expansion?
#O MeToo
という記述があるので、この二行目の # を削除してください。
その後で sendmail を再起動すれば、投稿者本人にもメイルが配送されるはずです。 sendmailの再起動の方法が判らない場合は、Cobalt自身を再起動してください。

RaQのメイリングリストは /etc/aliases だけを利用した非常に簡単なものなので、これで majordomo のような多彩な機能を実現できるわけではありません。 余り期待しないでくださいね。
8 Feb. 1999

Q: メイル転送の機能を使って、メイルを転送するように設定しつつ、転送したメイルがサーバーにも残るようにできますか? (Qube2700)
可能です。
たとえばCobalt上のユーザ名が ookubo だった場合、 メイルを jordan@some.isp.ne.jp に転送し、かつCobaltにも残すには以下の設定を行ってください。
メイル転送機能の設定で
\ookubo,jordan@some.isp.ne.jp
と設定する。
注:「,」の前後にスペースをいれるとエラーになります。
25 May 1999

Qube2, RaQ2 ではこの設定がうまくいかなくなりました。 (RaQ3 では大丈夫) 「複数箇所への転送」のFAQをご覧下さい。
16 Apr. 2000

Q: メイルの転送を複数の宛先に対して行えますか? 転送しつつサーバに残すことができますか? (General)
Qube2700までは簡単にできたのですが、それ以降、Qube3 以前の 機種 (RaQ/Qube2/RaQ2/RaQ3/RaQ4) ではうまくいかなくなりました。 .forward というファイルを ftp 転送すれば設定が可能です。

たとえば yasuda ユーザ宛のメイルを、user1@domain1.com と user2@domain2.co.jp の二箇所に転送したい場合は、.forward という 名前のテキストファイルを以下のような書き方で用意します。

user1@domain1.com, user2@domain2.co.jp
次にこのファイルを yasuda ユーザのホームディレクトリに ftp で 転送します。転送直後から yasuda 宛のメイルは全て登録した 宛先に配送されます。
yasuda 宛てに残しつつ、転送もしたい場合は、
\yasuda, user1@domain1.com, user2@domain2.co.jp
などのように列挙します。
Windows では、ドット「.」で始まるファイル名を扱うのが難しいので、 例えば forward.txt という名前のファイルを作り、それを転送してから .forward という名前に変えるなどすればよいでしょう。
Windows には、.forward ファイルの転送専用の、 FTPforDotForward という フリーソフトもあるそうです。
.forward などのドットで始まるファイルは、FTPで名前を変更した(あるいは 転送した)とたんに見えなくなる事があります。これは見えなくなるだけ ですのでビックリしないでください。ちゃんとファイルは残って(あるいは 転送されて)います。一通試しにメイルを送ってみて、うまく転送されるか どうかで確認できるでしょう。(#2033も参照下さい)
14 Jan. 2001

Q: メイルを受信しようとすると Unable to Copy mail spool file , quota exceeded (1133) と言われてうまくいきません。 (General)
Unable to Copy mail spool file , quota exceeded (1133)
このエラーはメイルをPOP経由で受信しようとしたが、ディスク利用制限に かかってしまって処理できなかった、という意味です。
ユーザ設定のディスク使用量制限をもうすこしあげてみてください。
Qube2700ではこの問題はおきませんでしたが、RaQ, Qube2 などではpopperが メイル受信時に使う一時ファイルがディスク利用制限の掛かった領域になって います。つまりメイルの受信には受け取ったメイルのサイズの倍のディスク領域を 使用します。逆に言うとディスク利用領域の空きの半分の大きさのメイル しか処理できません。
8 Jul. 1999

他の方法として、ディスク利用制限値を特殊な値にするという方法もあります。
但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、 作業する必要があります。ご注意下さい。 (具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)
例えばedquota -u username で hard の設定を soft の2倍にすれば大丈夫だと 思います。が、いちいち設定するのでは大変だと思います。
そこで、RaQ2 に入っているものはその辺が考慮されているものになっているようで す。(簡単なテストをしましたので。)
ftp://ftp.cobaltnet.com/pub/products/raq2/qpopper-2.53-1C2.mips.pm
を使えばうまくいくのではないかと思います。 テストはしてませんので、復旧できるかたはお試しください。
8 Sep 1999
渋谷さんからの情報

Q: .forward や /etc/aliases などに "|/usr/local/bin/forward" などとプログラムを書いて実行させようとするとエラーになる。 (RaQ2)
RaQ2 で普通にプログラムを .forward や /etc/aliases に書いて起動させた 場合、下記のようなエラーが出ます。(以下は FML の例)
   ----- The following addresses had permanent fatal errors -----
:"|/home/ml/test-ml/fml"
    (expanded from: test-ml)
   ----- Transcript of session follows -----
Message delivered to mailing list test-ml
sh: fml not available for sendmail programs
554 :"|/home/ml/test-ml/fml"... Service unavailable
この「not available for sendmail programs」というのは sendmail の エラーメッセージではなく /etc/sendmail.cf 中に指定されている smrsh の吐くメッセージです。これによるセキュリティガードに引っかかって います。
man smrsh をすると判りますが、/usr/adm/sm.bin/ 以下に、実行して良い ラッパープログラムを置かないとだめです。
つまり実行したいプログラムを /usr/adm/sm.bin/ 以下に置けばOKです。
8 Sep 1999

Q: バックアップが取れない。Timeout エラーが出る。 (General)
データが増えたせいでバックアップ処理に時間が掛かりすぎると、 時間制限を超えたとしてエラーになることがあります。 httpd.conf に記載されている Timeout の値を大きめに変更して下さい。
但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、 しかも vi エディタなどで作業する必要があります。ご注意下さい。 (具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)
データが増えてくると、手もとのPCにバックアップを取る処理に時間が かかるようになります。
管理サーバの Timeout 値は 300 に設定されていますので、処理時間が5分を 超えるとエラーになってしまいます。 例えば、「インターネットサイトhttp://ns.---:81/cgi-bin/.cobalt/backup/backup.cgiが開けません 処理がタイムアウトになりました」などと 表示されるでしょう。
/etc/admserv/conf/httpd.conf のTimeout 値を、例えば 600 に設定し直してください。
4 Oct 1999 渋谷さんからの情報

Q: ntp, ntpdateが使いたいのですが? (Qube2700)
2700J には ntpdate はありませんので 2800 (Qube2)用の ntpdate をインストール します。 下記の手順でインストールしてみてください。
但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、 しかも vi エディタなどで作業する必要があります。ご注意下さい。 (具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)
ftp://ftp.cobaltnet.com/pub/products/qube2/SRPMS/ntp-4.0.72g-1C2.src.rpm を持ってくる。
rpm --rebuild ntp-4.0.72g-1C2.src.rpm
cd /usr/src/redhat/RPMS/mips
rpm -ivh ntp-4.0.72g-1C2.mips.rpm
でインストールする。
これでntpdateがインストールされるはずです。 ntpd の起動は適当に /etc/rc.d/init.d/ntpd などを作ってください。
7 Oct 1999 畑山さんからの情報

Q: DHCPクライアントにしたいのですが? (Qube2)
Qube2 には dhcpcd がインストールされていますが設定用の ユーザインタフェイスは用意されていません。
DHCPの設定方法 として別にまとめて おきましたのでそちらをご覧下さい。
但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、 しかも vi エディタなどで作業する必要があります。ご注意下さい。 (具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)
20 Oct 1999 中口さんからの情報

Q: POP before SMTP は使えますか? (General)
可能です。 但し非標準(つまりCobalt社のサポート外)であるパッケージのインストールと多少の設定があります。
また対応機種は Qube2, RaQ2 以降の製品のみです。Qube2700,RaQ は含まれません。

設定方法などについてはPOP before SMTPについてにまとめてありますのでご覧下さい。
7 Dec. 1999

標準的なSPAM対策の設定についてメイル設定についてにまとめておきましたのでご覧下さい。
7 Nov. 1998

Qube3 には POP before SMTP が標準的に採用されました。
また、RaQ3 には Cobalt から正式にパッチの形式で POP before SMTP が 機能追加されました。
9 Jun. 2001

Q: proftpdを使いたいのですが? (Qube2700)
この作業は危険なので、自己責任でお願いします。
Qube2700は、ftpd に wu-ftpd を使っています。これをproftpdに入れ換える事は可能です。 2700Jのwu-ftpd をproftpdに入れ換えるための情報に手順をまとめておきました。
3 Feb. 2000 畑山さんからの情報

Q: Macintoshの Outlook Express でメイルの受信が出来ません (Qube2, RaQ2)
Qube2 の利用者からの報告によると、Qube2J + Macintosh + Outlook Express の組み合わせで、メイルの受信が出来なくなる場合があるようです。
いくつかの報告は「OS アップデート 3.0 2000年6月30日」をインストール した後から現象が起き、「セキュリティアップデート 3.0.1-6579 2000年8月24」を インストールすると何事もなかったように動作するようになった、とのことです。
原因は追及していませんが、上記の条件に合致するようでしたら一度試して 下さい。
11 Oct. 2000 松尾、大山さんからの情報
また、Mac + Outlook E. の組み合わせでも、IMAP で接続するぶんには正しく 機能するという情報があります。一度 Outlook E. 側の接続設定を IMAP に 変更して試してみると良いでしょう。
5 Nov. 2000 森口さんからの情報

Q: ファンが壊れました。代用品は買えるでしょうか? (RaQ, RaQ2, RaQ3, RaQ4, RaQXTR, RaQ550)
勿論販売店などを通して修理依頼するべきだと思いますが、パーツそのものは 汎用品で代用が可能ですので、腕に覚えのある人は自分で交換可能です。

RaQ, RAQ2  30mm x 30mm  厚さ 10mm 12V
RAQ3, RaQ4 35mm x 35mm  厚さ 10mm 12V
XTR        40mm x 40mm  厚さ 20mm 12V 
550        35mm x 35mm  厚さ 10mm 12V 

RAQ2 用は、CPUクーラー用のファンで代用可能です。
  日本橋 共立テクノベースで、1,100円
RAQ3,4,550 用は、リムーバブルHD用のケースファンがあうようです。
  TOW TOP  FAN-MR39  スペァーFAN  2個 2,980
    Nidec製 D03P-12TL-02 静音ファンも合うようです。
    PC-Success で 1932 円。
XTR 用は、SUNON KD1204PKVX がオリジナルの型番だそうです。
    現在は KDE1204PKVX MS で同仕様のものが入手出来ます。
    株式会社マウビック ( 053-433-1238 ) で購入可能。
    RaQware http://store.raqware.com/ でも買えたとのこと。
との情報を頂きました。
23 Nov. 2000, NEXTREE@西宮 さんからの情報
個人的経験かもしれませんが、私のRaQ2の場合はケースの工作精度がよくない ためか、ファンの留めネジが非常に固かったです。これによる歪みが故障の 原因かも知れないと思い、交換後はネジの本数を減らして固定しています。
23 Nov. 2000, 安田からの情報
シコー技研 0310N-12 DC12V 0.09A 単価 1,100円 が、共立テクノベース 営業所もしくはオフライン(E-mail/FAX)オーダーシート http://www.kyohritsu.com/sales/order-fax.html で入手可能と情報頂きました。上記フォームで注文、即日発送して貰えました。
27 Nov. 2000, 柴田さんからの情報
各モデルのファンが http://www.webhostsupply.com/ から購入できます。
2 Jun. 2003, 武田さんからの情報
XTR ファンの情報をいただきました。
15 Jan. 2004, 野口さん、湯浅さん、小林さんらからの情報
550 ファン交換情報 http://www.intl.chubu.ac.jp/ozeki/diary/MT/archives/000318.html をいただきました。
4 Aug. 2004, 尾関さんからの情報

Q: メイルを受信するときに、最初の一回目が非常に遅い時があります。 (Qube2)
恐らくメイルを受信しようとするマシン(PC?)の DNS の逆引き情報が設定 されていないのだと思います。

解決策はそのマシンの DNS 情報を設定することしかありません。

ただ、プライベートセグメントを作っていて、DNS サーバにプライベート セグメント向けの情報を作れない場合(Qube2がゲートウェイになって DNS サーバも兼ねている場合など)はちょっと難です。
以下に方法を示しますが、 但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、 しかも vi エディタなどで作業する必要があります。ご注意下さい。 (具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)

こうした場合、少々乱暴ですが、Cobalt の/etc/hosts ファイルに ホスト情報を登録してしまうのが簡単です。 例えば問題の PC が 192.168.0.100 だった場合、/etc/hosts に

192.168.0.100 local100
というような一行を追加してください。
(追加です、元からある行の下に付き加えてください。 決して上書きして元の情報を消さないようにしてください。)

192.168.0.1 から 254 までのリストを 用意しておきますので、必要でしたら使ってください。

27 Dec. 2000

Q: .htaccess や .forward など、ドットで始まる名前のファイルを ftp で転送したいのですが、うまくいきません。 (General)
確認ですが、index.htmlなど、普通の名前のファイルは ftp 転送できていますよね? ドットで始まるファイルでも、転送には成功しているように思えるのだけれど、転送すると消えてしまう(サーバにあるファイルの一覧に現れない)のではありませんか?
Cobalt は Linux という Unix を OS に利用していますが、Unix は伝統的にドット「.」で始まるファイルを普通では表示しないようになっています。 恐らく .htaccess などのファイルの転送は成功していて、一覧に現れないだけだと思います。
多くの ftp ソフトでは、ドットで始まるファイルも一覧に含める指定ができます。 お使いの ftp ソフトの設定を確認してください。
「隠しファイルを表示する」などで設定があると思いますが、 例えば
・Windows の NextFTPでは、 [オプション]-[ファイルリスト取得コマンド]-[NLST -la] がそれです。 ただ、Windows だと、ドットで始まるファイルを作るのは難しいので、別の名前で 転送した後、名前を変えるようにします。
・Macintosh の Fetch では、 [Customize]−[Preference]−[Misc]にある 「Omit file names beginning with a period」です。これを外してください。
Windows には、.forward ファイルの転送専用の、 FTPforDotForward というフリーソフトもあるそうです。
14 Jan. 2001

Q: FTPで登録したファイルの日付が9時間ずれて表示されるのですが。 (RaQ, RaQ2, RaQ3, RaQ4)
この現象はバーチャルホストでだけで発生していると思います。 特にこれが原因でトラブルは起きないと思いますが、 RaQで使っている ftp サーバープログラム、proftpd の設定ファイルを 修正することで対応できます。
但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、 しかも vi エディタなどで作業する必要があります。ご注意下さい。 (具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)
原因は proftpd が、バーチャルサイトのファイル時刻を GMT (世界標準時)で 表示するためです。JST (日本標準時)と 9 時間の時差があります。
/etc/proftpd.conf 内に書かれている<VirtualHost xxx.xxx.xxx.xxx>の 部分に TimesGMT off という一行を加えます。
<VirtualHost xxx.xxx.xxx.xxx>

        TimesGMT                off      ←この行を追加
</VirtualHost>
リブートなどは特に必要ありません。 バーチャルサイトの登録などをやり直すと再発する可能性がありますので、 その都度直す必要があります。
20 Feb. 2001, 白川さんからの情報

Q: FTPで登録したファイルのアクセス権設定が変えられないのですが。 (Qube3)
この現象はQube3だけで発生していると思います。 Qube3で使っている ftp サーバープログラム、proftpd の設定ファイルを 修正することで対応できます。
但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、 しかも vi エディタなどで作業する必要があります。ご注意下さい。 (具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)
/etc/proftpd.conf 内に書かれている<Global>セクション部分に AllowChmod on という一行を加えます。
<Global>
...(略)
        AllowChmod                    on     ←この行を追加
</Global>
リブートなどは特に必要ありません。
13 Feb. 2001, 渋谷さん、中冨さんからの情報

もし <Global> というセクションが見つからない場合は、下記の三行を まるまる最後に追加してください。

<Global>
        AllowChmod                    on
</Global>
26 Jul. 2001 追記

Q: 7000番台のポートが開いているがこれは何か?Legart/Arkeia のバックアップクライアントモジュールが必ず起動してしまうが、何故か? (RaQ3, RaQ4)
Legart/Arkeia のプログラムが 7000 番ポートを使っています。 プロセス自体を停止するには、それぞれ下記の手続きをお試し下さい。
但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、 しかも vi エディタなどで作業する必要があります。ご注意下さい。 (具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)

RaQ3/4 には Legart/Arkeia のバックアップクライアントモジュールが インストールされています。コントロールパネルの指定でこの機能は外す事が できるのですが、どうしたわけかプロセスは常に立ち上がります。

UID        PID  PPID  C STIME TTY          TIME CMD
root       390     1  0 Apr04 ?        00:00:00 /usr/knox/bin/nlservd start
root       537     1  0 Apr04 ?        00:00:00 /usr/sbin/nsrexecd
これが 7000 番台のポートを使っているのです。停止するには、
/etc/rc.d/init.d/arkeia stop
/etc/rc.d/init.d/networker stop
というようにします。 このままでは再起動後にはもう一度起動されてしまいますので、例えば /etc/rc.d/rc.local に上記の手続きを追加するなどしておけばいい でしょう。
(/etc/rc.d/rc.2dなどのリンクを外すなりしても良いのですが、パッチを 当てるときなどは戻しておく必要があるかも知れません。 ところでVeritasのモジュールはどれだ?)
13 April. 2001, 小田さん、伊藤さんからの情報

Q: RaQ2にパッチを適用したら「Cannot open termcap file」と言われて vi がうまく使えません。 (RaQ2, Qube2)
この現象はパッチ適用後に terminfo の場所が変わってしまうために起こります。

(vi のトラブルなので言わずもがなでしょうが、作業にはご注意ください。)

root ユーザで telnet login して、以下のようにシンボリックリンクを張るこ とで解決できるでしょう。
# ln -s /usr/share/terminfo /usr/lib/terminfo
パッチに伴うものなので一過性のトラブルと想像します。
5, April 2001, 小田さんからの情報

Q: 汎用jpドメインを登録しました。user@domain.jp 宛てのメイルを user@domain.co.jp のユーザに届けたいのですが? (RaQ2, RaQ3, RaQ4)
RaQ4 であれば、仮想サイトの設定にある「電子メールサーバの別名」に他の ドメインを指定できますので、そこに domain.jp と指定すればいいでしょう。

それ以外の機種で、もっとも Cobalt 的な方法としては、 単純に domain.jp というドメインを一つ作り、user というユーザを登録して そのメイルの転送先を user@domain.co.jp とすることでしょう。 (勿論 DNS の処置はきちんとしないといけません)

次に、少し手間がかかりますが、/etc/virtusertable をうまく書き換えることで、 うまく対応できますので以下に紹介します。
但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、 しかも vi エディタなどで作業する必要があります。ご注意下さい。 (具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)

0. 目標は、一台のマシンで @domain.jp 宛のメイルを @domain.co.jp に
   受け取らせることです。ホストの本名は www.domain.co.jp とします。
1. DNS に domain.jp の MX レコードを www.domain.co.jp となるよう追加。
2. www.domain.co.jp 内の /etc/virtusertable の最下行
   # Put custom additions below (Do not change/remove this line).
   の直下に
   @domain.jp        %1@www.domain.co.jp
   という一行を追加。
3. makemap コマンドで更新を反映。
   # cd /etc
   # makemap hash virtusertable.db < virtusertable
4. これでうまく受け取るようになったと思います。一度動作確認してみましょう。
makemap 作業をするかわりに、管理サイトの作業で何か適当なユーザをひとつ 作ったり削除したりすることによっても virtusertable ファイルの更新が 反映されます。
5, April 2001, 小田さん、陶山さん、伊藤さんらの情報から

Q: /etc/aliases を書き換えて newaliases すると newaliases: cannot open /etc/aliases: Group writable file というエラーが出ます。 (RaQ2, RaQ3)
(aliases ファイルはメイルの転送先を制御する設定ファイルです。 管理ページからの作業で自動的に更新されますが、これを手作業で修正するときの トラブルです。aliases ファイルをいじっている位ですから言わずもがなですが、 作業には気をつけてください。)
/etc/aliases(または/etc/mail/aliases)を変更してnewaliaesを実行すると、 本来は aliases.db ファイルを作ってくれるはずですが、 以下のようなエラーを吐きalises.dbが更新されない場合があります。
newaliases: cannot open /etc/aliases: Group writable file
パーミッションが664になっているのではないでしょうか。 sendmailは、groupにも書き込み権限がある aliases ファイルなどから、 それらの .db を作りません。 しかし、コバルトの場合、root ユーザの umask 値は 002 のため、 デフォルトのパーミッションが664になります。 このため、aliases ファイルのパーミッションが group writable に なったのでしょう。
# chmod 644 /etc/aliases
とした後に newaliases を実行するとよいでしょう。
完全に動作を保証するものではありませんし、ちょっと乱暴ですが、簡単な 予防法としてはrootのumaskを002にするため、
umask 022
という一行を、/root/.profile の末尾に加えるという方法もあります。
8, April 2001, 小田さんからの情報

Q: 全メイルアドレス宛のメイルを特定のアドレスに回送したいのですが。 (General)
メイルの別名を @domain.com のように指定することで設定可能です。
例えばあなたの管理しているサイトが www.domain.com だった場合 (そこでドメイン宛のメイルを受信する、にチェックを入れていた場合)、 info@domain.com も、support@domain.com も、xxx@domain.com も、 全部同じユーザ yasuda に届くようにしたい場合、 ユーザ yasuda の個人設定のところで、メイル別名に @domain.com を 指定します。
マニュアルには普通ここに info@domain.com, support@domain.com, xxx@domain.com と列記しなさい、となっていると思いますが、@domain.com と書くことによって、 全ての宛先に対するメイル(たとえ存在しないユーザ宛のメイルでも)、 yasuda ユーザが受信するようになります。
この機能はRaQ一般に働くと思うのですが、Qube系列ではどうなっているか 確かめていません。(Yasuda)
19, October 2001

Q: 管理者(siteadmin)でftp loginできないときがあります。 (General)
特に RaQ 系では、siteadmin で ftp login したときに比較的長めの メッセージが表示されます。 原因はよく分かりませんが、このメッセージの表示途中で停止してしまう ことがあるようです。
対策としては、siteadmin のホームディレクトリにある .ftphelp という 名前のファイルを置き換えてください。 次から siteadmin で ftp login したときは、表示されるメッセージがこの ファイルの中身に変わるはずですから、何か短めの問題のない内容にして おけばいいでしょう。
telnet login して root 権限で操作が出来る人は、/etc/skel/.ftphelp がひながたですから、これを書き換えればそれ以降に作られた仮想 サイトについては書き換えたものになるでしょう。
過去に登録した仮想サイトが多すぎて処置が大変という人は、乱暴な方法ですが /etc/proftpd.conf の
DisplayLogin                    .ftphelp
を書き換えてしまう(.ftphelpじゃない、ありそうにないファイル名にする)、 とか、この行を消してしまう(行頭に#をつけてコメントアウトするのも可) という方法もあります。
2, November 2001 Udagawa, tanupack さんからの情報
14, November 2001 Oda さんからの情報

Q: admin ユーザで telnet login すると last login 情報に on http と出てきますが、これは何ですか? (RaQ4)
最後に admin 権限で Web 管理画面を利用した時間が表示されています。
Kernel 2.2.16C28_III on an i586
login: admin
Password:
Last login: Tue Nov 13 16:25:23 on http
*****************************************************************
*                                                               *
こんな具合です。RaQ4 以前ではここには最後に admin ユーザで telnet login した日付情報が表示されていたと思いますが、RaQ4 からはここに最後にadmin 権限でアクセスしたのが管理画面からであれば、その日付とともにそれを示す on http という表示が入るようになりました。

16, November 2001 はやかわさん、加藤さんからの情報

Q: RaQ シリーズにおいて、サイト管理者でログインした時の初期ディレクトリをそのドメインのトップにしたい。 (RaQ2, RaQ3, RaQ4)
RaQで使っている ftp サーバープログラム、proftpd の設定ファイルを修正することで対応できます。
但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、 しかも vi エディタなどで作業する必要があります。ご注意下さい。(具体的な方法 が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)
RaQ シリーズで、サイト管理者が ftp login した場合は、そのサイト管理者の ホームディレクトリが初期ディレクトリとなります。 ftp login の後で二つ上のディレクトリに移動したところが、そのサイトの トップディレクトリです。 普段は二つ上のディレクトリに移動(ftp コマンドで表現すると cd ../../ ) していると思いますが、それを省略するためにはサイト管理者の ftp login ディレクトリの設定が書かれている /etc/proftpd.conf を以下のように変更します。
<VirtualHost xxx.xxx.xxx.xxx>と</VirtualHost>の間に

DefaultChdir            ~/../.. site-adm
を入れます。 これで初期ディレクトリがそのサイトの一番上のディレクトリになります。

17, November 2001 Oda さんからの情報

Q: RaQ3 で 128bit SSL のサービスは可能でしょうか? (RaQ3)
可能です。RaQ3 で 128bit SSL を設定した方の記事は幾つかメイリングリストの過去記事からもたどれると思います。 また、野田さんの Ju's Memo にも詳しく掲載されていますのでご覧下さい。

24 Jan. 2002. 野田さんからの情報

Q: SCCS (Sun Cobalt Control Station) を設定しようとしたら、Qube3日本語版のメッセージなどが表示されたのですがなにごとでしょう? (ControlStation)
驚かれるのも無理はありませんが、これは久しぶりに出た豪快な BUG です。
ブラウザの言語設定を ja ではなく、en にしていただくと(英語にすると) 問題なく表示されると思います。お試しください。
詳しい操作方法をブラウザの言語設定 ドキュメントとして置いておきます。

2002.Aug.

Q: Qube3 をメイルリレーサーバにしたいと思うのですが、sendmail.cf をどう作り直せばいいでしょう? (Qube3)
Cobalt の sendmail.cf は cf ユーティリティを使って再合成可能です。
Qube3 を外部リレーサーバにするにまとめておきましたのでごらん下さい。

2002 Aug. 加藤さんからの情報。

Q: メーリングリストの設定画面で「最大メッセージサイズ」を 10 MBにしたのに、1 MBに設定されてしまのはナゼ? (Qube3)
10MB に設定したときだけこういう状態になります。(いわゆる)バグです。 修正方法を以下に示しておきます。
但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、 しかも vi エディタなどで作業する必要があります。ご注意下さい。 (具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)
[原因]
セレクトメニューで「10 MB」を選択した時に渡される
VALUEの値が「1048576」になっている(1桁足りない)ため。

[対処方法]
root 権限にて、以下のファイルを編集します。

/usr/sausalito/ui/web/base/maillist/maillistAdd.php

修正ヶ所 L132
-----------------------------------------------------
$ui->SelectField("maxlength",
  array( 5120, 51200, 512000, 1048576, 104857600 ));
-----------------------------------------------------
↓
-----------------------------------------------------
$ui->SelectField("maxlength",
  array( 5120, 51200, 512000, 10485760, 104857600 ));
-----------------------------------------------------

ただ、この作業をすると、FORMのVALUEの値は直りますが、その後ろの
テキスト部分「10 MB」が「maxlength-10485760」になってしまいます。

※こんな感じのソースになってしまう
-------------------------------------------------------

Sep. 2002. 中森さんからの情報

Q: Qube3 でメインサイトを SSL 化したいのですが。 (Qube3)
Qube3 では管理画面で login する時に SSL アクセスが選択できますが、 これは管理画面だけのことで、通常の Web アクセスは SSL 化することが できていませんでした。 下記の設定をほどこすことで、
http://www.domain.com/aa.html
でアクセスすれば通常の HTTP(暗号化ナシ)、
https://www.domain.com/aa.html
でアクセスすれば(先頭が https:// ) SSL によって暗号化が施されます。

設定方法は下記の通りです。

----------(ここから)

/etc/httpd/conf/httpd.confの文末に以下の行を追加します。

Include conf/ssl.conf

/etc/httpd/conf/ssl.confを新規作成し、内容の以下のもので保存します。

Listen 80
Listen 443
<VirtualHost _default_:443>
        SSLEngine on
        SSLCertificateFile      /etc/admserv/certs/certificate
        SSLCertificateKeyFile   /etc/admserv/certs/key
</VirtualHost>

# 行頭の「Listen 80」が新規追加され、「VirtualHost」と「_default_」の
# 間に半角のスペースが入っています。

/etc/httpd/conf/srm.confに以下の行を追加します。

UserDir web

最後に以下のコマンドを入力しhttpdの再起動をすることで作業は完了です。

/etc/rc.d/init.d/httpd restart

--------------------(ここまで)

Sep. 2002. 折出さんからの情報

Q: RaQ2にパッチを適用したらパスワード変更がうまく効かなくなりました。 (RaQ2)
パッチに不具合があったようです。以下の修正を施して下さい。

但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、 しかも vi エディタなどで作業する必要があります。ご注意下さい。 (具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)

RaQ2J に siteUserEmail.cgiアップデート 4.0.1-10750 までのパッチを当てると 管理画面からパスワード変更できなくなる問題が出ています。

修正すべきファイル:
    /usr/lib/perl5/site_perl/auto/Cobalt/User/user_mod.al

修正個所(> のついた行を追加):
-----------------------------------------------------------------
    return "4505 名前にコロンを含めることはできません。"
    if ($newdescr =~ /:/o);
    return $return unless (($return = Cobalt::User::lock_passwd()) =~ /^2/o);
>
>   # beware of periods...
>   $name_exp = $name;
>   $name_exp =~ s/\./\\\./g;
>
    # Truncate the GCOS if it's too long
    $newdescr = substr($newdescr,0,$MaxGcosLen) 
-----------------------------------------------------------------
(おまけ)
今回のバグは,ユーザ名にピリオドを含められるように施した 修正が中途半端であったため発生したようです.元のモジュールは きちんと直ってるんですが...
  元のモジュール:
    /usr/lib/perl5/site_perl/Cobalt/User.pm -- きちんと直してある
                ↓ ツールによる自動生成(含む日本語化)
  実際に使われるモジュール:
    /usr/lib/perl5/site_perl/auto/Cobalt/User/user_mod.al
                -- なぜか1ヶ所だけ,修正が反映されていない.

9, July 2003, 田中さんからの情報
http://www.eee.kagoshima-u.ac.jp/~tetsu/

運用・保守

Q: ハードディスクが壊れたらどうなりますか? (General)
メーカーに返送です。日本語版は国内代理店経由で手続きできます。 英語版は US Cobalt 社直送でしょうか。 まめにバックアップを取ってください。 販売店によってはそれ以上に対応してくれる可能性もありますので、 まず確認してみるとよいでしょう。

ハードディスクが壊れたら起動が出来なくなりますので、そのままメーカーに Sendback するしかありません。
システムのバックアップを取ることが出来ますので、それをまめにやって被害を最小限に抑えるしかないでしょう。
Linux システムを自分でお持ちの方は、ディスクを取り出して別のマシンにつないで中身を取り出すことが出来るかも知れません。
28 July 1998
OS Restore CD を使って自分で出荷初期状態に戻すことも出来ます。 OS Restore CD の動作環境 などもご覧下さい。
27 June 2001

Q: メモリを増設したいんですが。 (General)
まず分解したら保証範囲外になることを理解して、自己責任で作業してくださいね。
Qube2700, CacheQube と RaQ は標準的な 5 volt 72 pin EDO 60ns non-parity の SIMM を使います。 Qube2700, CacheQube は2 slotの合計が 64MB まで、 他は全て 256MB までサポートしています。 Qube2700, CacheQube は 64MB SIMM は使えません。
Qube2, CacheRaQ, RaQ2 と NASRaQ は 3.3 volt の 72 pin EDO SIMM を使います。 3.3v SIMM はまだそれほど普及していないようなので、注文の際は ご注意下さい。
RaQ3 は一般的な PC 100 対応の DIMM を 2 枚まで差せるようになりました。 256MB DIMM も使えます。

Qube2, RaQ2 などに用いる 3.3v SIMM についての注意。
http://kamel-peripherals.com/ の KAM64RAQ-2 が RaQ2 用だと 言う情報が届いています。
以前ここに出していたkingston のメモリは3.3v ではありませんでした。 ごめんなさい!
8 Sep 1999

3.3vメモリについて続報です。
トランシェンドジャパン社のテストでは、以下の型番で Qube2 での 動作が確認されたそうです。(RaQ2ではテストせず。情報求む。)

SIZE     Transcend Part number
------   ---------------------
32MB     TS32MCBQ
64MB     TS64MCBQ
128MB    TS128MCBQ

トランシェンドジャパン株式会社
営業一課 畠山 康貴様
TEL:+81-3-5624-3731
22 Oct. 1999 日商エレクトロニクス吉田さんからの情報です。

プラットホームさん http://www.plathome.co.jp/ も扱われています。 Transcend製 Cobalt Qube2/RaQ2用増設メモリ TS64MCBQ3E 64MB / TS128MCBQ3E 128MB
15 Jun. 2000 畑山さんからの情報 (でも Aug. 2001 時点で取扱終了しました)

新たに http://www.crucial.com/ が取り扱っているという情報が届きました。 64MBで$80.09, 128MBで$170.09 です。
24 Aug. 2001 くまもとさんからの情報

新たにトランセンドのSIMM を TS32MED3260V 128MB (72Pin EDO NON Parity Tin Lead 3.3V〜5V仕様) として PC-Success http://www.pc-success.co.jp/ で通販購入した情報を いただきました。クレジットカードが使えない(現金で先払い)とのことです。
17 Apr. 2002 中部大学の尾関さんからの情報です。

VIRTEX MEMORY http://www.vertexm.com/ で新品の 72Pin 128MB 3.3V EDO SIMM が 7,800 円で売られているようです。
23 Feb. 2004 埼玉大学の小山さんからの情報です。

Q: メモリを増設したのですが、どこをみたら増設できた事がわかりますか?私の Cobalt のメモリ、ディスクの量が知りたいのですが? (General)
管理ページの全てのページの左上に、Cobalt の C のロゴが見えると思います。 そこをクリックすれば搭載しているメモリ、ディスクの量が出ます。
23 Oct. 1998 撫原さん他からの情報

Q: ディスクを増やしたいんですが。 (General)
まず分解したら保証範囲外になることを理解して、自己責任で作業してくださいね。
通常の EIDE HD が使えます。ディスク交換のページに手順をまとめておきました。
ただし Qube2700 (Qube1) では使っているカーネル 2.0.33 の制限のため、8.4GB までしか認識されません。 これを解決するには、カーネルのバージョンを上げるしかありません。カーネルバージョンアップのページに手順をまとめておきました。
29 Oct. 1998 畑山さんからの情報

Q: 下位モデルの RaQ550 のディスクをサイズの大きなものに替えられますか? (RaQ550)
交換してレストアCDで初期化すればOKです。 ディスクのコネクタの位置関係から Seagate を選ぶ方が無難でしょう。 故障前 ST340016A の 40G だったものを ST380011A の 80G に変更したところ、 / 3995.25 MB /home 70297.81 MB /var 1495.44 MB となりました。120GB に変更したときは /home が 108447.56 MB となり、つまり /home に残りの領域すべてが割り当てられるようです。 21 Jun. 2003 松尾さんからの情報

Q: 下位モデルの RaQ550 を RAID 化できますか? (RaQ550)
ディスクを追加してレストアCDで初期化すればOKです。 ただしマウンタを入手する必要があるでしょう。http://cobalt.japansys.co.jp/ などから買えるようです。 RAID を組むときは HDD に障害が起きた時の交換の為に同機種を何本か予備でストックしておいた方が無難です。IDEのHDDは、モデルチェンジが早いので、欲しい時には、製造中止で入手出来ないなんて事がよくあります。 21 Jun. 2003 真田さんからの情報

Q: Apache のログがどんどん大きくなるのですが大丈夫ですか? (General)
30MB で自動的にローテーションされます。

/var/log/httpd/access ファイルは、30MB に達すると、自動的に logrotate プログラムによってローテーションされます。 その設定は /etc/logrotate.d/apache 以下にあります。
同様に、/var/log/messages, /var/log/samba などについてもローテーションされます。
27 Sep. 1998

Q: ログ管理をしているlogrotateとはなんですか? (General)
Cobalt の logrotate の設定ファイルは
/etc/logrotate.conf が基本で各アプリケーション毎の設定が
/etc/logrotate.d 以下に記述されています。

ちなみに logrotate が実行されるタイミングは
(1) /etc/crontab に記述されている設定通り /etc/cron.daily 以下のスクリプトが 01:02 に実行される。
(2) /etc/cron.daily/logrotate により logrotate が実行される。
となっています。

ローテーションはされますが、昔のログもすぐには消さず、一時保存されます。
/etc/logrotate.d/apache の中をみると

/var/log/httpd/access {
   compress
   size 30M
    postrotate
        killall -USR1 httpd
    endscript
}
となっています。 この場合、/etc/logrotate.conf で 'rotate 1' と記述されています ので1回分だけログは(compressされて)保持されています。
(kill に指定されている USR1 というのは、Apache が特別に用意した「行儀良く再起動」という指示です。)

上記の場合の処理は 01:02 の時点で /var/log/httpd/access の容量が 30M を越えた場合、
(1) /var/log/httpd/access.1.gz があれば削除
(2) httpd プロセスに USR1 singnal を送信
(3) httpd プロセスが /var/log/httpd/access を /var/log/httpd/access.1 とし新たに /var/log/httpd/access を生成してそちらにログを出力する。
(4) /var/log/httpd/access.1 を gzip で圧縮
という処理が行われます。

ログをもう少し保存したい場合は、例えば以下のようにします。 毎月ログを圧縮して、3月分までログファイルを保持する、というケースです。

/var/log/httpd/access {
   monthly
   compress
   rotate 3
   postrotate
     killall -USR1 httpd
   endscript
}
手元では /etc/logrotate.d/apache は削除して自作スクリプトで毎日 /var/log/httpd/access を/var/log/httpd/acccess.19990210.gz のように ファイル名に日付をつけて圧縮するようにしています。

畑山さんからの情報です。
22 Feb. 1999

Q: システムがハングアップしたようですがどうしたらいいですか? (General)
基本的には電源スイッチを切って再起動するしかありません。

液晶パネルと十字キーを使って再起動を試みるのがまず正解です。 もしこれも出来無いようであれば電源スイッチを切って再起動させます。 次に立ち上がらなくなる可能性もありますが、多くの場合うまく起動します。
Qube2700 以外はシリアルポートがついていますので、これに端末を接続してシリアルコンソールとすることが出来ますが、このあたりは Unix 的知識のある方だけ挑戦するのが無難でしょう。
シリアルコンソールについてのFAQ もありますので参照してください。
Qube2700 でも、PCIシリアルカードを使う方法に、ftp://ftp.cobaltnet.com/ で提供されている新しいカーネルを利用して Qube2700 にシリアルカードを追加する方法をまとめてありますので、それを参考に挑戦されれば対応可能かと思います。
17 June 1999

Q: シリアルコンソールをつなげますか? (General)
Qube2700 以外はシリアルポートがついていますので、これに端末を接続してシリアルコンソールとすることが出来ます。 このあたりは Unix 的知識のある方だけ挑戦するのが無難でしょう。

Qube2, RaQ2 シリーズでは端末を 115,200 baud / 8 bits / Non parity に 設定すれば起動時にコンソールメッセージが表示されるでしょう。 (ひょっとすると 9600 baud かもしれません。私の RaQ2 はそうでした。)
もし表示されない場合はパスワードリセットボタンを押しながら電源を入れると、 LCD に Console ON と表示されますから、その時点で電源を一度切ります。 次回の電源投入から、コンソールに出力されるようになるでしょう。 (Qube2 はカーネルのバージョンによって出力されないものがあるようですが 私は追っていません。)

RaQ3, RaQ4 では常に「・」記号のポートがコンソールとなっています。 (機体背面のポートの列に、「・」という記号と「・・」という記号が振られた 同じ形のポートがみつかると思います。そのうちの「・」の方です。)
端末を 115,200 baud / 8 bits / Non parity に設定すれば起動時に コンソールメッセージが表示されるでしょう。
(マニュアルには 9600 baud と書いてあるかもしれませんが、恐らく 115,200 で 動作するはずです。)
注意が必要なのは Qube2, RaQ2 と異なり、シリアルケーブルを選ぶことです。 うまく動かない場合はケーブルの結線を下記の図と較べてください。

     動く例         動かない例
  2 ----------------- 3     2 ----------------- 3
  3 ----------------- 2     3 ----------------- 2
  4 ----------------- 6     4 ----------------- 6
  5 ----------------- 5     5 ----------------- 5
  6 ----------------- 4     6 ----------------- 4
  7 --+-------------- 1     7 ----------------- 8
  8 --+           +-- 8     8 ----------------- 7
  1 --------------+-- 7     1  (not connected)  1
frame ------------- frame frame ------------- frame 
動作確認が済んでいるケーブルとしては、例えば SANWA SUPPLYのKRS-403XF1Kがあります。
28 Dec. 2000
追記
同じくサンワサプライの KR-EC99R-2 が同一結線です。動作確認はしていませんが大丈夫でしょう。
26 Mar. 2004

Q: ディスクの内容を初期状態にもどせますか? (General)
はい。ディスク故障や、操作ミスなどの理由でシステム状態がおかしくなったり、誰かから中古の Cobalt を貰ったが初期化したいような場合は初期状態に戻すことが出来ます。 方法は幾つかあります。
1. メーカーに返送。国内代理店経由で行えます。2001年6月現在で 2 万円程度の実費が必要です。
2. OS Restore CD を用いて自分で初期化することもできます。 OS Restore CD の動作環境 などもご覧下さい。
3. Linux の操作に慣れているのなら、予めバックアップをとっておき、ディスクを取り出して他の Linux マシンに接続し、そこで戻すこともできるでしょう。Cobaltは通常の ext2fs の Linux Box ですから。
27 June 2001

Q: 壊れたメイルや、古いメイルを、メイルソフトを使わずにサーバから削除したいのですが (General)
ときどき受信したメイルの中におかしな壊れ方をしてしまって、サーバから 読み出せなくなってしまったメイルがいつまでも残ってしまって困ることが あります。そうした場合は、問題の古いメイル(たいていは未読メイルの 先頭になっている)を削除すると良いのですが、そのためのツールがいくつか あります。
これは Unix 一般のことで、特に Cobalt に限った話ではありませんが、 そういう要求はどこでもよくあります。幾つかツールが紹介されました。 古いメイルを削除するには という FAQ ページを用意しましたので、こちらを参照下さい。
17 October 2001

Q: SCSI ディスクから起動したいのですが。 (RaQ3, RaQ4)
できます。
フロントパネルの S ボタンを押しっぱなしにして電源を入れると、LCD パネルに起動ドライブを選択する表示が現れます。
十字ボタンを操作して、そこを /dev/sda1 (SCSI ディスク一番目のドライブの 最初のパーティションを意味する)からブートするというように指定して ください。
具体的には S ボタンを押しっぱなしで起動すると、Select Option: と表示され、 以降は S ボタンで次のメニュー、E ボタンでそれを選択、というようになります。 判らなくなったら Main Menu まで戻って抜ければいいでしょう。
メニュー構成は以下のようになっています。
  Boot from disk    今回だけ、Disk から起動する (デフォルト)
  Boot from ROM     今回だけ、ROM イメージから起動 (非常時用?)
  Boot from net     net boot (レストア CD を利用する時など)
  Configure boot    デフォルトでの起動方法を指定する
    (中略)
  Configure boot disk   (Disk 起動の場合) どの Disk から起動するかを指定
    hda1      /dev/hda1  (内蔵 HDD (IDEですね) 1台目の最初のパーティション)
    hda2      /dev/hda2  (内蔵 HDD 一台目の二番目のパーティション)
    (中略)
    sda1      /dev/sda1  (SCSI HDD の最初のドライブの最初のパーティション)
    sda2      /dev/sda2  (SCSI HDD の最初のドライブの二番目のパーティション)
    (省略)
  Main menu
6 February 2002 武田さんからの情報

Q: RaQ4 の標準バックアップ・データを用いてリカバリをしたのですが、うまく戻りません。 (RaQ4)
残念ながらディザスタ・リカバリ的な完全復旧は普通にはできません。 ただし相当な手作業を加えれば可能です。
RaQ4 標準バックアップを用いたディザスタ・リカバリ にまとめておきましたので、必要な方は参考にしてください。
ただし、一般的な Unix/Linux のシステム管理操作の知識と経験が必須です。
6 February 2002

Q: RaQ4i でOSパッチを当てたら増設ドライブに関する設定ボタンが消えました。なぜ? (RaQ4)
あるパッチレベルからは SCSI 機器がつながれている場合だけ「増設」ボタンが 表示されるようになったようです。 SCSI機器をつないだ状態で再起動してみてください。

RaQ4iはセカンダリドライブの増設が出来ます。RestoreCD で初期化した直後は ちゃんとボリュームの増設がメニューから選べたのですが、最新のパッチまで 順に当ててからメニューを見ると、「増設」ボタンが消えてしまいます。 Cobalt のサポート窓口で聞くと、ボタン部分がコメントアウトされ非表示になる とのこと、そんな筈はなかろうとページ生成の元となるテンプレートを探すと /usr/admserv/templates/diskList.tmpl に存在する事が分かりました。
diskList.tmplの中を見てみると(前後は省略します)、

<P ALIGN=CENTER>
[SCSI_BEGIN]
<A HREF=[DISKADDPAGEURL] onMouseOver="status='[str.volAddStorage]'; return true;
"><IMG SRC="/.cobalt/images/add_storage_but" ALT="[str.volAddStorage]"BORDER=0>
</A>
[SCSI_END]
という部分があって、この「[SCSI_BEGIN]」と「[SCSI_END]」に入る物によって コメントアウトされる様です。 SCSIがどうのこうのというパラメータですからもしかして…、と試しに適当な SCSI機器を繋いでみると、ボタンはちゃんと表示されました。
恐らくSCSI機器が外部ストレージとして接続されている時だけボタンを表示するように 仕様変更が行われたのでしょう。 (内部ドライブをユーザが増設することをCobalt は仕様として想定していないことに 注意してください。)
というわけで、内蔵 IDE ドライブを(サポート範囲外であることに注意しつつ)増設 したい人は、上記のテンプレートから「[SCSI_BEGIN]」と「[SCSI_END]」を削除して しまうと良いでしょう。 こうすればボタンは常に表示されますから、問題なくIDEドライブも追加出来ます。
ただし、今後何かパッチを当てるときにはこれが障害になるかも知れませんので、 パッチ前には戻すなどしたほうが良いかも知れません。

30 Mar. 2002 弓削さんからの情報

Q: バックアップファイルを復元せずに展開して中身を確認したい。 (Qube2700, RaQ, Qube2, RaQ2, RaQ3, RaQ4, Qube3, XTR)
Cobalt のバックアップファイルは機種によって微妙にフォーマットが異なります。 以下に機種ごとの説明をつけておきます。

但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、 作業する必要があります。ご注意下さい。 tar による展開で、どのようなことが起きるのかを把握していない人は この作業はしないほうが無難です。

Qube2700 / RaQ
  zcat -f バックアップファイル名 | tar xvpPf -

Qube2 / RaQ2
  sed -e '1,/^%%END_INDEX/d' バックアップファイル名 | zcat -f | tar xvpPf -

RaQ3 / RaQ4
  sed -e '1,/^%%END_XML/d' バックアップファイル名 | zcat -f | tar tvpPf -

  (ただし RaQ3 はユーザ管理に PostgreSQL を使っていますから、手作業で
   復元する場合は 
      /etc/rc.d/init.d/crond stop
      /etc/rc.d/init.d/postgresql stop
    などをしてからファイルを上書きする必要があります。)

XTR
  zcat -f バックアップアーカイブ名 | tar tvpPf -

  (XTR では仮想サイトのバックアップしかできません。念のため。)

Qube3
  (元から単なる tar 型式でバックアップファイルが作られると思い
    ますので特に説明しなくてもいいですよね?)

11 July. 2002 日商エレクトロニクス、T、武田、はたやま、堀池さんたちからの情報

Q: パッチなどのパッケージファイルを手作業で展開したい (Qube2700, RaQ, Qube2, RaQ2, RaQ3, RaQ4, Qube3, RaQ550, XTR)
Qube3,RaQ550 の Sausalito アーキテクチャ及び XTR と、それら以前の機種ではパッチなどに使われている Cobalt パッケージファイルのフォーマットが異なります。 以下に機種ごとに操作方法をつけておきます。

但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、 作業する必要があります。ご注意下さい。 tar による展開で、どのようなことが起きるのかを把握していない人は この作業はしないほうが無難です。

(1) Qube2700からRaQ4までの機種について

tar+gz で RPM ファイルやインストールスクリプトをまとめた形になって
います。

RaQ4-All-System-2.0.1-13993.pkg の場合

展開
tar zxvf RaQ4-All-System-2.0.1-13993.pkg


(2) XTR及びQube3,RaQ550 (と恐らくはそれ以降)の機種について

gpg で署名されているので中身を確認するには下記の手順で展開を行なう

Qube3-ja-Update-1.0.pkg の場合

署名の確認
gpg --verify Qube3-ja-Update-1.0.pkg

展開
gpg --decrypt Qube3-ja-Update-1.0.pkg | tar zxvf -
または
gpg --decrypt --output Qube3-ja-Update-1.0.tgz Qube3-ja-Update-1.0.pkg
tar zxvf Qube3-ja-Update-1.0.tgz

11 July. 2002 はたやまさんからの情報

Q: RaQ3 でディスク利用情報(quota)が取り出せずエラーが出る。 (RaQ3)
RaQ3 は PostgreSQL を利用したデータベース中に quota 情報を格納して 管理しています。swatch というプログラムが定期的にアップデートして いるのですが、これがときどき壊れることがあるようです。 管理データベースを再作成してやれば解決できます。
但しその作業には root 権限での作業などが必要です。ご注意下さい。 (具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)
なお、定期的に以下のようなエラーが出ているかもしれません。
NOTICE:  Index pg_attribute_attrelid_index: NUMBER OF INDEX' TUPLES (574) IS NOT THE SAME AS HEAP' (561)
NOTICE:  Index pg_attribute_relid_attnum_index: NUMBER OF INDEX' TUPLES (574) IS NOT THE SAME AS HEAP' (561)
NOTICE:  Index pg_attribute_relid_attnam_index: NUMBER OF INDEX' TUPLES (574) IS NOT THE SAME AS HEAP' (561)
META vacuum - FAIL: ERROR:  cannot find attribute 1 of relation quota

ここではデータベース全体を一度消去して、問題のあった quota テーブルの
定義を直しておいて、データベース全体を再構築する方法について紹介します。

1:telnet login後root権限になる
2:/etc/crontab の swatch 行をコメントアウトする
      # Monitor services to make sure everything is still okay.
      0,15,30,45 * * * * root /usr/・・・・・・・・・・・・  
    を
      # Monitor services to make sure everything is still okay.
      #0,15,30,45 * * * * root /usr/・・・・・・・・・・・・
    として、swatchの自動起動を抑制する
3:cd /home/pgsql
    su postgres とし、postgres ユーザーになる。
4:pg_hba.confを書き換える。
    "local all crypt" => "local all trust"
5:ダンプする。
    pg_dump cobalt > cobalt.dump
    ※quotaの内容を取り出せないようなエラーがでましたが、実際に壊れているので無視。
6:ダンプ内容を確認
    quotaのみ下記のようになっておりましたので、修正
    修正前:CREATE TABLE "quota" ();
    修正後:CREATE TABLE "quota" (
                       "type" text,
                       "name" text,
                       "total" float8,
                       "free" float8,
                       "used" float8,
                       "percent" int4,
                       "modify" timestamp
            );
    quotaのデータを戻す必要がない(自動的にswatchが再合成する)ので、最終行の
      COPY "quota" FROM stdin;
    を削除。
7:cobalt DBを削除
    destroydb cobalt を実行
8:cobalt DBを作成
    createdb cobalt を実行
9:データを戻す
    psql cobalt < cobalt.dump
10:pg_hba.confを戻す
    "local all trust" => "local all crypt"
11:rootになり、/etc/crontab の swatch の部分を戻す。
    #(コメントアウト)をはずす。
管理データベースを一度全部消してしまいますので失敗するとシステムが 動かなくなります。ご注意下さい。
25 Jun. 2002 小林さん、山田さんからの情報

Web管理

Q: Webトップディレクトリはどこですか? (Qube2700)
/home/httpd/html/groups/home/ が、http://hostname.dom/ でアクセスされるディレクトリに相当します。

トップページの内容を更新するには、ここの index.html を書き換えてください。 オリジナルの index.html は、以下のように管理ページである http://hostname.dom/cobalt/ への即移動指示が書かれているだけのものです。

<HTML>
<HEAD>
<META HTTP-EQUIV="Refresh" CONTENT="0;URL=/cobalt/" >
</HEAD>
</HTML>
トップページを置き換えた後で管理ページを見る場合は、 http://hostname.dom/cobalt/ にアクセスして下さい。
25 Nov. 1998

Q: Webトップディレクトリはどこですか? (RaQ, RaQ2)
/home/sites/ 以下にドメインごとにディレクトリが用意されています。 /home/sites/hostname/web が、http://hostname.dom/ でアクセスされるディレクトリに相当します。 仮想ホストを使っていない場合は /home/sites/home/web です。

トップページの内容を更新するには、ここの index.html を書き換えてください。 オリジナルの index.html は、以下のように管理ページである http://hostname.dom/cobalt/ への即移動指示が書かれているだけのものです。

<HTML>
<HEAD>
<META HTTP-EQUIV="Refresh" CONTENT="0;URL=/cobalt/" >
</HEAD>
</HTML>
トップページを置き換えた後で管理ページを見る場合は、 http://hostname.dom/cobalt/ (RaQ2の場合は /admin/ ) にアクセスして下さい。
仮想サイト(バーチャルドメイン)を立ち上げてる場合 /home/sites/仮想サイト名の頭12文字/ が、http://virtual-site.dom/ でアクセスされるディレクトリに相当します。
8 Feb. 1999

Q: Webトップページにファイルをftpするにはどうすればいいですか? (General)
Qube2700, Qube2 に関しては、 /home/httpd/html/groups/home/ が、http://hostname.dom/ でアクセスされるディレクトリに相当します。
RaQ, RaQ2 では /home/sites/ 以下のドメイン名のディレクトリが相当します。
ftp login 後に上記ディレクトリに Change Directory すれば、 そこがトップページのディレクトリです。
このディレクトリ以下にファイルを置きたい場合は、 admin ユーザで ftp login してください。 通常のユーザで ftp login しても置き換えは出来ません。 また、root ユーザでは ftp login できません。
18 Jan. 1999

Q: 各個人ユーザの Web ディレクトリはどこですか? (Qube2700)
http://hostname.dom/users/foo でアクセス出来ます。ディレクトリは /home/httpd/html/users/foo/ 以下、つまり各ユーザの login home directory になります。
25 Nov. 1998

Q: 各個人ユーザの Web ディレクトリはどこですか? (RaQ)
http://hostname.dom/users/foo でアクセス出来ます。 ディレクトリは /home/sites/home/users/foo/ 以下、 仮想サイトを立ち上げてる場合は /home/sites/仮想サイト名の頭12文字/users/foo/です。
8 Feb. 1999

Q: 各個人ユーザのページを /~username/ でアクセスできますか? (Qube2700, RaQ)
他のサイトでやっているように、http://hostname.dom/~foo/ でアクセス出来るように するには、/etc/httpd/conf/srm.conf ファイル中の UserDir の部分を、以下の ようにします。
但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、 しかも vi エディタなどで作業する必要があります。ご注意下さい。 (具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)

元は # UserDir public_html あたりになっていると思いますが、 これを下記のような記述にします。

Qubeの場合

UserDir /home/httpd/html/users
RaQの場合
UserDir /home/sites/home/users
RaQのバーチャルサイトでこの設定を有効にしたい場合は、 上記設定が各バーチャルサイトごとに必要になります。

Web サービスまたは Cobalt の再起動が必要です。
25 Nov. 1998

この方法で設定すると、CGI は http://hostname.dom/~foo/xxxx.cgi」ではcgiが 起動せず、http://hostname.dom/users/foo/xxxx.cgi とする必要があります。
25 Jan. 1999

Q: 存在しないページを開いたときのエラー画面を入れ換えたい。普通のエラー表示だけにしたい。 (General)
二通り方法があります。 但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、 しかも vi エディタなどで作業する必要があります。ご注意下さい。 (具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)

方法.1 (少し簡単)
エラー時の表示画面は、 Qube の場合、/home/httpd/error/ 以下に、RaQ/Qube2/RaQ2 の場合、 /usr/admserv/html/.cobalt/error/ にその実体ファイルがあります。 fileNotFound.html, authorizationRequired.html, internalServerError.html, forbidden.html です。それぞれファイル名から、 エラーの内容が判るでしょう。 このファイルを、お望みの適当なファイルに置き換えればいいのです。

方法.2 (ちょっと難しい)
/etc/httpd/conf/srm.conf ファイルの 236 行目付近に、以下のような記述があります。

ErrorDocument 404 /error/fileNotFound.html
ErrorDocument 401 /error/authorizationRequired.html
ErrorDocument 500 /error/internalServerError.html
ErrorDocument 403 /error/forbidden.html
これをコメントアウトすれば、一般的な Apache サーバのエラー表示と同じになるでしょう。
適当に望みのファイルを表示させるように書き換えることも出来ます。
但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、しかも vi エディタなどで作業する必要があります。ご注意下さい。 (具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)
26 Nov. 1998 渋谷さんからの情報
8 Feb. 1999 宇田川さんからの情報

Q: http://host.domain.com/cobalt/ の管理画面を一般に見えないようにしたい。 (Qube2700)
コントロールパネルのアクセス権設定のところで、/cobalt ホームページを公開しないように設定してください。

英語版では「Cobalt Qube Home Page Access (i.e./cobalt)」の選択肢を「Restricted」に、 日本語版では「Cobalt Qubeホームページのアクセス(/cobalt/)」の選択肢を「限定」に 変更してください。
25 Nov. 1998
この機能はQube2700にはありましたが、Qube2/RaQ2 などでは「限定」状態のみとなり、設定変更のための上記メニューはなくなりました。
13 Jan. 2000

Q: CGI/SSI を利用するにはどうすればいいですか? (General)
CGIを使うための情報を用意しましたのでご覧下さい。
18 Oct. 1998

RaQ2では非常に簡単になりました。 管理画面の「サイトの管理」で、「サイトの設定」を選び、 「CGIスクリプトを使う」「SSI(Server Side Includes)を使う」をそれぞれ 設定します。
22 Oct. 1999

Q: Webディレクトリ内に、index.htmlが無い場合にインデックスリストを表示させないようにしたいのですが? (General)
Webページにアクセスするとき、パス部分でファイル名を指定せずに ディレクトリ名だけでアクセスしたとき、index.html があればそれを読みますが、 ない場合、ディレクトリの中身が見えてしまいます。 これを抑制するには二通りの方法があります。まず簡単な方から説明します。

インデックスリストを表示させたくないディレクトリの中に、 以下の内容の .htaccess という名前のファイルを置きます。

IndexIgnore *
このファイルを置いた直後のアクセスから効果が現れます。 有効範囲は、ファイルを置いたディレクトリ以下全体です。
例えば RaQ の場合では /home/sites/domain.com/web の中に置けば、 domain.com ドメインの Web 全体に反映されます。 /home/sites/domain.com/users/foo/web の中に置くと、そのドメインの ユーザーディレクトリー(domain.com/~foo/)以下で有効になります。
.htaccess ファイルは普通の Web page を FTP などで転送するのと 同様の方法で置いてください。(ファイル名先頭の「. (ドット)」を 忘れずに。操作方法が分かりにくい場合はユーザ会 FAQ の 「ドットで始まる名前のファイル」についての項をご覧下さい。)
17 Aug. 2000 吉野さんからの情報 (Sep. 2002 吉野さんから再び update)

もう一つの方法は少々難しい作業になります。つまり /etc/httpd/conf/access.conf ファイルの記述を変更します。
但しこの作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、 しかも vi エディタなどで作業する必要があります。ご注意下さい。 (具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)
Qube 2700 の場合だとこのファイルの 23 行目辺りにある <Directory /home/httpd/html> 以下、 RaQ の場合だと同じく <Directory /home/sites/> 以下にある、

Options Indexes SymLinksIfOwnerMatch
の記述を、
Options SymLinksIfOwnerMatch
に変更します。 その後 httpd を再起動してやれば、それ以降はインデックス表示をしなくなるはずです。 httpd の再起動方法が判らない場合は Cobalt を再起動すればいいでしょう。
8 Feb. 1999

http://domain.com/.cobalt/ でアクセス出来る管理ページの Index 表示も行わないようにしたい場合は、 同様に /etc/admserv/conf/access.conf の内容を変更します。
Qube 2700の場合だと、このファイルの <Directory /home/admserv/html> 以下、 RaQ の場合だと同じく <Directory /usr/admserv/html> 以下にある、

Options Indexes SymLinksIfOwnerMatch
の記述を、
Options SymLinksIfOwnerMatch
に変更します。
9 Feb. 1999 渋谷、宇田川さんからの情報

このようにしてインデックス表示を抑制されたサイトで、やっぱりやりたい、 という方は、最初の例と同様に .htaccess ファイルを用い、但しファイルの 内容を以下のようにします。

Options +Indexes
これで、サーバー全体で表示させないようにしてしまったとしても その.htaccessを置いたディレクトリー以下に関してはインデックスリストが 表示されるようになります。
17 Aug. 2000 吉野さんからの情報

Q: パスワード認証の付いたページを作りたい。 (Qube2700, RaQ)
パスワードによる保護はディレクトリ単位で掛かります。保護したい Web ディレクトリ以下に、.htaccess という名前で(ファイル名先頭の . (ドット) を忘れずに)下記のような内容のファイルを作ります。
もしも、登録ユーザ以外の人に、ユーザ名とパスワードで限定されたページを 提供したい場合は、.htaccess の中身を、例えば下記のようにします。
AuthUserFile /home/sites/home/users/foo/password1.dat
AuthGroupFile /dev/null
AuthName "Limited page for member."
AuthType Basic
<Limit GET>
        require user sample
</Limit>
AuthUserFile に指定されたファイルには、限定するユーザ名とパスワードの列を 登録します。ここに登録されたユーザ名とパスワードの組み合わせを知っている 人だけが、アクセス出来るようになります。
例えば上の例だと、passwrod1.dat ファイルの中身は、
sample:PfyJ0.mjA.LQI
testuser:bSm6OpAYUIIao
というようになります。例では試しにユーザが二つ登録されています。そのうち 上の例の .htaccess では sample ユーザだけを require で指定していますので、 sample ユーザだけがアクセス可能になります。
このファイルを簡単に作るツールは、きっとどこかにあると思うのですが、 今のところ妥当なものを私は知りません。
なお、このサーバに登録されているユーザの場合は、そのユーザのパスワード 情報を使うようにする、という方法は Qube2700, RaQ では用意されていません。

17 Jun. 2000 安田、渋谷さんからの情報

Q: パスワード認証の付いたページを作りたい。 (Qube2, RaQ2, RaQ3, RaQ550)
パスワードによる保護はディレクトリ単位で掛かります。保護したい Web ディレクトリ以下に、.htaccess という名前で(ファイル名先頭の . (ドット) を忘れずに)下記のような内容のファイルを作ります。 このサーバに登録されたユーザのうち、require で指定されたユーザ名だけが、 このページを見ることが出来るようになるでしょう。 この時のパスワードは、このサーバのパスワードと同じものです。
AuthName "Limited page for member."
AuthType Basic
<Limit GET>
        require user sample
</Limit>
もしも、登録ユーザ以外の人に、ユーザ名とパスワードで限定されたページを 提供したい場合は、.htaccess の名前を下記のようにします。
(AuthPAM_Enabled offに注目してください。RaQ550 ではこの行は不要です。)
AuthUserFile /home/sites/home/users/foo/password1.dat
AuthGroupFile /dev/null
AuthName "Limited page for member."
AuthType Basic
AuthPAM_Enabled off
<Limit GET>
        require user sample
</Limit>
AuthUserFile に指定されたファイルには、限定するユーザ名とパスワードの列を 登録します。ここに登録されたユーザ名とパスワードの組み合わせを知っている 人だけが、アクセス出来るようになります。
例えば上の例だと、passwrod1.dat ファイルの中身は、
sample:PfyJ0.mjA.LQI
Yasu:bSm6OpAYUIIao
というようになります。(試しにユーザが二つ登録されています。そのうち 上の例の .htaccess では sample ユーザだけがアクセス可能になります。)
このファイルを作るツールはいろいろあると思いますが、とりあえず Cobalt に telnet login できる人なら、htpasswd コマンドがあります。 (但し古い機種である Qube2700, RaQ には htpasswd コマンドがありません。)
最初に password1.dat という名前のパスワードファイルを、sample という 名前のユーザだけで作成する場合は、
% htpasswd -c password1.dat sample
などとします。既にパスワードファイルに登録されているユーザのパスワードを 変える場合、または既存のファイルにユーザを追加する場合は、-c オプションを 抜いて、
% htpasswd password1.dat sample
のようにします。

17 Jun. 2000 安田、渋谷さんからの情報

RaQ550 ではデフォルトでは PAM 認証モジュールが入っていないため、 AuthPAM_Enabled on/off の記述があるとエラーが出ます。 550 についてはこの行は書かないで下さい。 (httpd.confでコメントアウトされています)

25 Jun. 2003 奥野さんからの情報

Q: CGIで REMOTE_HOST 環境変数に値が入らない (General)
httpd の設定ファイルを修正することで対応できます。
但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、 しかも vi エディタなどで作業する必要があります。ご注意下さい。 (具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)
具体的には /etc/httpd/conf/httpd.conf の行の HostnameLookups 設定を on にします。 (デフォルトでは off になっていると思います) つまり
HostnameLookups on
のようにします。on の代わりに double でも同じ効果が得られますが、 double にする場合はどのような意味があるかを良く確認しすることを お勧めします。

1 Aug. 2000 山田さんからの情報

Q: バーチャルサイトを 32 個以上作ると admin ユーザで ftp して、各サイトの Web ページを更新できなくなりました。 (RaQ, RaQ2, RaQ3, RaQ4)
RaQで32を越えた数のバーチャルサイトを作ると、それ以降はadminユーザーで 各バーチャルサイトの Web ディレクトリに対してFTPできなくなる不具合が 有ります。との投稿がありました。どうやらこれはLinuxの仕様とRaQの 管理の仕組みが絡んだ問題のようです。
Linuxの場合、普通はgroupに所属できる最大値が32に設定されているため、 それを越えたgroupには所属していない扱いになり、自分自身のアクセス権があ るはずのディレクトリでも、32を越えたgroup属性でのチェックができなくなり ます。これと、RaQのadminが多く(バーチャルサイトの数だけ)のグループに属する ユーザになってしまうという事情が重なって、結果的にadminユーザで 仮想サイトのWebディレクトリにftpできなくなってしまいます。
参考:/usr/include/linux/limits.h の NGROUPS_MAX を参照
仮想サイトのWebディレクトリには、バーチャルサイト毎に用意されている サイト管理ユーザーを使ってFTPできるのですが、やはりこれはCobalt社 からのアップデートを期待したいところです。

20 Sep. 2000

Linux/プログラミング

Q: CobaltはLinux/RedHatだそうですが、そのバージョンは? (General)
Cobaltは内部的には非常に素直な Linux/RedHat OS です。
RedHat ディストリビューションのベースバージョンは以下の通りです。
Qube2700  RedHat 4.2(glibc 対応版)
RaQ       RedHat 5.x(パッケージのバージョンより多分 5.1 ではないかと)
SRPMS あたりを利用する場合は RedHat 5.x 用のものを使えば比較的すんなり使える と思います。(Cobalt パッチには注意してね)
渋谷さんからの情報です。
14 April. 1999

Qube2やRaQ3 など後の機種は徐々にまたバージョンがあがっています。
28 Aug. 2001 追記

Q: Cobaltで使えるコマンドはどのようなものでしょうか? (General)
Cobaltは内部的には非常に素直な Linux/RedHat OS で、 コマンドも恐らく普通に使えるものが初めから揃っています。
以下に Qube2700WGJ の /bin /usr/bin /sbin /usr/sbin /usr/local/bin に 含まれるコマンド群の一覧を付けておきます。
a2p               addr              addr2line         addtosmbpass
aecho             afpd              agrep             ahttpd
ar                arch              arp               as
atalkd            awk               badblocks         basename
bash              bashbug           bison             bootpc
buildcast         c++               c++filt           c2ph
cal               captoinfo         cast              cat
cc                cfdisk            chattr            chfn
chgrp             chkdupexe         chmod             chown
chroot            chsh              cksum             clear
clock             cmp               col               colcrt
colrm             column            comm              cp
cpio              create-cracklib-dict crond             crontab
csplit            ctrlaltdel        cut               cytune
date              dd                ddate             debugfs
df                dhcpcd            dhcpd             diff
diff3             dig               dir               dircolors
dirname           dmesg             dnsdomainname     dnsquery
doexec            domainname        du                dumpe2fs
e2fsck            echo              edquota           egrep
env               etc2ps            ex                expand
exportfs          expr              false             fdformat
fdisk             fgrep             file              find
find-provides     find-requires     find2perl         finger
fmt               fold              formail           free
fsck              fsck.ext2         fsck.minix        ftp
ftpcount          ftpshut           ftpwho            fuser
g++               gasp              gawk              gcc
gencat            genclass          gendiff           getconf
getopt            getstats          getty             getzones
glibcbug          glimpse           glimpseindex      glimpseserver
gmake             gperf             grep              groups
gunzip            gzexe             gzip              h2ph
h2xs              halt              hdparm            head
hexdump           host              hostid            hostname
hoststat          hqx2bin           httpd             hwclock
id                ifconfig          ifdown            ifup
igawk             imapd             in.fingerd        in.ftpd
in.qpopper        in.telnetd        inetd             info
infocmp           init              install           install-info
ipcrm             ipcs              ipop2d            ipop3d
join              kbdrate           kill              killall
killall5          klogd             last              lastb
lcdsleep          lcdstart          ld                ldconfig
ldd               less              lesskey           link
ln                locale            localedef         locate
lockfile          logger            login             logname
logrotate         look              ls                lsattr
m4                macbinary         mail              mailq
mailstat          mailstats         make              make_printerdef
make_smbcodepage  makedb            makeinfo          makemap
mcookie           md5sum            megatron          mesg
mipsel-linux-gcc  mkdict            mkdir             mke2fs
mkfifo            mkfs              mkfs.ext2         mkfs.minix
mklost+found      mknod             mksmbpasswd.sh    mkswap
mktemp            more              mount             mv
named             named-xfer        named.reload      named.restart
namei             nbplkup           nbprgstr          nbpunrgstr
ndc               netconfig         netreport         netstat
newaliases        newgrp            nice              nisdomainname
nl                nm                nmbd              nmblookup
nohup             nonet             nslookup          objcopy
objdump           od                packer            pam_filter
pap               papd              papstatus         passwd
paste             patch             pathchk           perl
perl5.003         perldoc           pftp              pidof
ping              pl2pm             pmap_dump         pmap_set
pod2html          pod2latex         pod2man           popauth
portmap           pr                praliases         printenv
printf            procmail          protoize          ps
psa               psf               psorder           pstree
pstruct           psupdate          purgestat         pwd
pwdb_chkpwd       quota             quotacheck        quotaoff
quotaon           quotastats        ramsize           ranlib
rarp              readbutton        readprofile       reboot
renice            repquota          reset             rev
rm                rmail             rmdir             rmt
rootflags         route             rpc.mountd        rpc.nfsd
rpcgen            rpcinfo           rpm               rpm2cpio
run-parts         runlevel          s2p               safe_finger
samba             script            sdiff             sed
sendmail          sessreg           setfdprm          setsid
setterm           sfdisk            sh                showmount
shutdown          single2bin        size              skill
sleep             sln               smbadduser        smbclient
smbd              smbpasswd         smbprint          smbrun
smbstatus         smbtar            smrsh             snice
sort              sperl5.003        split             stoplcd
strace            strings           strip             stty
su                suidperl          sulogin           sum
swapdev           swapoff           swapon            swritelcd
sync              syslogd           tac               tail
tar               tbuild            tcpd              tcpdchk
tcpdmatch         tee               telinit           telnet
test              testparm          testprns          texi2dvi
texindex          tic               time              tload
tmpwatch          toe               top               touch
toupper           tput              tr                true
try-from          tset              tsort             tty
tune2fs           tzselect          ul                umount
uname             unbin             uncast            unexpand
unhex             uniq              unprotoize        unsingle
update            updatedb          uptime            usernetctl
users             usleep            utmpdump          uugetty
vdir              vi                vidmode           view
vim               vipw              vmstat            w
wall              warnquota         watch             wc
wgconvert         whereis           which             who
whoami            write             writelcd          writeled
wsmbconf          xargs             xferstats         yes
ypdomainname      zcat              zcmp              zdiff
zdump             zforce            zgrep             zic
zless             zmore             znew
これで足りない場合は gcc もありますから、普通にコンパイルすれば良い でしょう。
gccのバージョンは Qube2700WG の場合で 2.7.2 がインストールされていました。
14 April. 1999

Q: 作成したソフトをパッケージ化できますか? (General)
Cobalt で動作する何かを作成したら、是非それはメンテナンスメニューから インストールするできるパッケージ形式で公開しましょう。

パッケージ作成は全て Unix 的な方法での対応になりますが、 Cobalt 社の FAQ ページに具体的な方法がまとめられています。
http://www.cobaltnet.com/support/faqs/createpackage.htmlです。
但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、 しかも vi エディタなどで作業する必要があります。ご注意下さい。 (具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)
6 May 1999

Q: カーネルソースはありますか? (General)
Cobalt の ftp サイト、例えばftp://ftp.cobaltnet.com/pub/products/2700wg/SRPMS/kernel-2.0.33-C13.src.rpmなどにあります。
カーネルのバージョンを上げる場合は、カーネルバージョンアップのページに手順などを参考にしてください。
2 Sep. 1998

Q: NetBoot できますか? (General)
可能です。
Netbootの方法 をまとめておきましたのでご覧下さい。
27 June 1999

Q: Diskless にできますか? (General)
可能です。
Disklessの方法 をまとめておきましたのでご覧下さい。
21 July 1999

Q: Flash memory からbootできますか? (General)
可能です。
Flash memory boot による Diskless Cobaltを作る方法 をまとめておきましたのでご覧下さい。
31 Dec 1999

Q: LCD/LED をコントロールできますか? (General)
可能です。
Cobalt の液晶パネル、発光ダイオードについて をまとめておきましたのでご覧下さい
29 July 1998

Q: プログラムをコンパイルすると dbm_open, dbm_fetch などが無いと言われます。 (General)
C言語でCGIのプログラムを書いてますが、 プログラムでDBMで作ったデータベースにアクセスするため、
#include <dbm.h>
をして、dbm_open, dbm_close, dbm_firstkey, dbm_nextkey, dbm_fetch などの関数を使用しています。
ところが、標準で入ってくるgccでコンパイルしようとすると、
/tmp/cca048431.o: In function `関数名':
new.c(.text+0x9ac): undefined reference to `dbm_open'
new.c(.text+0xa10): undefined reference to `dbm_firstkey'
new.c(.text+0xa60): undefined reference to `dbm_nextkey'
new.c(.text+0xaac): undefined reference to `dbm_close'
/tmp/cca048431.o: In function `関数名':
new.c(.text+0xb2c): undefined reference to `dbm_open'
new.c(.text+0xbec): undefined reference to `dbm_fetch'
new.c(.text+0xcb0): undefined reference to `dbm_close'
といわれてしまいます。
SunOS(solarisではなくて)の方では動いていたのですが、 Cobaltにもってくるとどうもうまくいきません。

回答:
Berkeley DBに入っているndbm互換関数を使いましょう。 リンク時のエラーなら、-ldbをつければ解決します。
鎌田さんからの情報です。
20 Jan. 1999

Q: ドライバなどを移植・開発したいのですが (General)
ドライバに限った話ではないですが、開発についての解説が /usr/src/linux/Documentation/Cobalt 以下にあります。参考になるでしょう。
このディレクトリはカーネルソースに含まれています。 まずはカーネルソースを ftp.cobaltnet.com から取得してください。

畑山さんからの情報です。
04 Sep. 1999

Q: Java VM や Java Servlet を使いたいのですが? (General)
幾つかのソフトウェアが使えるでしょう。 まず June 4, 2001 に Sun/Cobalt Developer Kit 1.3 For Java が Sun/Cobalt からリリースされました。 これは JSP (Java Server Pages) と Java Servlet、それに J2SE (Java 2 Standard Edition) 開発キットを含んでいます。 http://www.cobalt.com/java/ に情報があります。
但しこれは x86 互換チップを積んだ RaQ3、Qube3 以降のモデル向けです。

この Sun/Cobalt Developer Kit 1.3 for Java では、サーブレットエンジンに Tomcat 3.2.1 を使用していますが、Resin の方が好きでインストールした方もいらっしゃいます。
Cobalt で動くソフトウェア をご覧下さい。
29 Jun. 2001 大塚さんからの情報です。

Q: Perl を実行すると warning: Setting locale failed というエラーが出ますが何ですか? (General)
telnet login してPerl を実行すると下記エラーが表示される場合があります。
perl: warning: Setting locale failed.
perl: warning: Please check that your locale settings:
        LANGUAGE = "ja_JP.SJIS",
        LC_ALL = "ja_JP",
        LANG = "ja_JP"
    are supported and installed on your system.
perl: warning: Falling back to the standard locale ("C").
言語環境の設定が一致していないだけで、特に動作に問題はでないでしょう。
メイリングリストでの過去記事 [coba-q:8138] [coba-d:3414] や、Web検索エンジン、Perlの本などの言語環境の設定についての 記述をさがすとメッセージの意味が分かると思います。
28 Aug. 2001 伊藤さん、大塚さんからの情報です。

Q: sendmail の場所はどこですか? (General)
/usr/sbin/sendmail です。少なくとも2002.4 現在までに出た機種 Qube2700 から Qube3/RaQ4/XTR まですべてで変わっていません。
/usr/lib/sendmail というパス名で CGI プログラムなどが正しく動作している 場合もあると思いますが、それは /usr/sbin/sendmail に対する シンボリックリンク(この用語の意味がわからない人は気にしないでください) が作られているからです。
本来的には /usr/sbin/sendmail を使うように CGI プログラムを修正するのが いいでしょうね。
Apr. 2002 柴田、小田、折出、武田さんほか多くの方からの情報。


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