こばQは分解する際にレンタルビデオ屋さんで使用している ようなシールを剥がす必要があるため確実に保証範囲外になってし まいますので自己責任でお願いします。
HD を換装する際には以下の作業を行いました。
(文中、各種コマンドにパスが通ってない場合は、fdisk とせずに
/sbin/fdisk などとして実行してください。)
用意するもの
・電源分岐ケーブル
・IDEケーブル
・Hard Disk(スレーブモードに設定しておく)
(1) 接続作業
換装する Hard Disk を電源分岐ケーブル、IDE ケーブルを使用して
こばQに接続する。
(2) こばQの電源を ON にし telnet を使用して root 権限でこばQに
接続する。
(3) dmesg コマンドでディスクが追加されていることを確認、見つから
ない場合はもう一度接続を確認しなおす。
(4) fdisk /dev/hdb で増設しハードディスクのパーティションを設定する。
今回は以下の設定にした。
/dev/hdb1 は / 用に 1GByte 程度
/dev/hdb2 は swap 用に 128MByte 程度
/dev/hdb3 は /var 用に 500MByte 程度
/dev/hdb4 は /home 用に残り全部
swap が大きいような気がするがオリジナルが 100MByte 程度だったので
準拠することにした。
(4) /dev/hdb1-4 をフォーマット
mke2fs /dev/hdb1
mkswap /dev/hdb2
mke2fs /dev/hdb3
mke2fs /dev/hdb4
(5) 必要のないプロセスを停止
(6) バックアップ
mount /dev/hdb1 /mnt
cd /
tar --atime-preserve -S -l -cf - . | ( cd /mnt && tar -S -pxf - )
umount /mnt
mount /dev/hdb3 /mnt
cd /var
tar --atime-preserve -S -l -cf - . | ( cd /mnt && tar -S -pxf - )
umount /mnt
mount /dev/hdb4 /mnt
cd /home
tar --atime-preserve -S -l -cf - . | ( cd /mnt && tar -S -pxf - )
umount /mnt
i386 用の lilo みたいなプログラムがないか探したのですが発見でき
なかった。BIOS のローダが /dev/hda1 のカーネルを読み込む使用の
ようです。
(7) こばQの電源を OFF にする。
(8) 換装用の HD をマスターに設定してこばQオリジナルのハードディスク
と交換する。
(9) こばQの電源を On !!
(10)問題なく起動したら作業終了。
fdisk を使ってパーティションを割るか、 さらなる禁断の道に進みたい人は カーネルバージョンアップのページを ご覧下さい。
Oct. 1998.
Thanks for Hatayama.