RestoreCD を Macintosh の VirtualPC 環境で動作させる


レストアCDに適合するPCを持っていないが Mac ならある、という方へ
VirtualPC を利用されてみてはいかがでしょうか?

みなさんこんにちは。
以下、MacでRaQ2のリストアに挑戦し、無事成功しましたのでご報告させて頂きます。

念のためご注意:
※本件は私が実施した事例のご報告であり、内容を保証する物ではありません。
※また、本件に基づいて作業をした結果についても一切の責を負いません。

・概要
当初は、手元にあるPC3台程を順にレストア用サーバにと試したのですが、いずれも
手順通り作業するも肝心のNetBootができませんでした。
手元にはこれ以上PCが無いので、試しに「Mac+VirtualPC」で挑戦しました。^^;

・用意した物
Apple PowerMacG4/400(Gigabit-Ether)
 -MacOS 9.2.1J
 -Virtual PC 4.0.2J
 -Cobalt OS restore CD Version 1.1
Cobalt RaQ2 R28 GF8 FIJ
10BASE-Tストレートケーブル+クロス変換アダプタ

・準備
予めMac側の全てのアプリケーションを終了し、MacとRaQをクロスケーブルで直結す
る。

・作業手順
1.Virtual PCを起動する。
2.CD起動に使用する保存済みのPC(今回はPC DOS 2000Jを使用)を「Virtual PCリス
  ト」から選択(クリック)する。
3.同リストの「設定...」→「CD-ROM」→「CD-ROMからの起動を許可する」にチェッ
  クを入れる。
4.同様に「設定...」→「ネットワーク」→「ネットワークを有効にする」にチェッ
  クを入れ、下位項目の「TCP/IP設定」→「ユニークIPアドレスを使用する」を選択す
  る。
5.「PC DOS 2000J」を起動(再起動)する。
6.リストアCDから仮想PCが起動するので、後は画面の表示に従い通常のリストア手順
  (RaQ側の操作)を実施する。
7.作業終了後、必要に応じて、変更したVirtual PCの設定を戻す。

#今回は手抜きして新規PCを作成せずに「PC DOS 2000J」の設定を強引に変更して使
  用しましたが、既存の仮想PCの設定を変更したくない場合は、適当な仮想PCを複製し
  て使用すると、面倒が無くて良いです。

・感想

苦肉の策として、ダメ元で作業にかかったので、NetBootでRaQが起動した時は感動し
てしまいました。^^;

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Oct. 2001
Thanks for Kawaguchi.


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