ここではユーザーズグループで発見したノウハウ、Cobalt に質問して得られた回答などをまとめていこうと思います。
まず /etc/proftpd.conf にRootLogin onを追加しDefaultRootのadminをrootに変更します。
=RaQ= 9行目付近 DefaultRoot / root DefaultRoot ~/../.. Site-adm DefaultRoot ~ !Site-adm RootLogin on =RaQ2= 10行目付近 DefaultRoot / root DefaultRoot ~/../.. site-adm DefaultRoot ~ !site-adm RootLogin on =Qube2= 10行目付近 DefaultRoot / root DefaultRoot /home !admin RootLogin on続いて /etc/ftpusers に書かれている root という行を削除します。
上記変更追加でRaq, RaQ2, Qube2ともrootでFTPが出来るようになりました。
但しこの作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、しかも vi エディタなどで作業する必要があります。ご注意下さい。
(具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)
18 May 1999 松田さんからの情報
----- The following addresses had permanent fatal errors -----
:"|/home/ml/test-ml/fml"
(expanded from: test-ml)
----- Transcript of session follows -----
Message delivered to mailing list test-ml
sh: fml not available for sendmail programs
554 :"|/home/ml/test-ml/fml"... Service unavailable
この「not available for sendmail programs」というのは sendmail の
エラーメッセージではなく /etc/sendmail.cf 中に指定されている
smrsh の吐くメッセージです。これによるセキュリティガードに引っかかって
います。
RaQ, RAQ2 30mm x 30mm 厚さ 10mm 12V
RAQ3, RaQ4 35mm x 35mm 厚さ 10mm 12V
XTR 40mm x 40mm 厚さ 20mm 12V
550 35mm x 35mm 厚さ 10mm 12V
RAQ2 用は、CPUクーラー用のファンで代用可能です。
日本橋 共立テクノベースで、1,100円
RAQ3,4,550 用は、リムーバブルHD用のケースファンがあうようです。
TOW TOP FAN-MR39 スペァーFAN 2個 2,980
Nidec製 D03P-12TL-02 静音ファンも合うようです。
PC-Success で 1932 円。
XTR 用は、SUNON KD1204PKVX がオリジナルの型番だそうです。
現在は KDE1204PKVX MS で同仕様のものが入手出来ます。
株式会社マウビック ( 053-433-1238 ) で購入可能。
RaQware http://store.raqware.com/ でも買えたとのこと。
との情報を頂きました。
<VirtualHost xxx.xxx.xxx.xxx>
TimesGMT off ←この行を追加
</VirtualHost>
リブートなどは特に必要ありません。
バーチャルサイトの登録などをやり直すと再発する可能性がありますので、
その都度直す必要があります。
(vi のトラブルなので言わずもがなでしょうが、作業にはご注意ください。)
root ユーザで telnet login して、以下のようにシンボリックリンクを張るこ
とで解決できるでしょう。
# ln -s /usr/share/terminfo /usr/lib/terminfo
パッチに伴うものなので一過性のトラブルと想像します。
5, April 2001, 小田さんからの情報
それ以外の機種で、もっとも Cobalt 的な方法としては、 単純に domain.jp というドメインを一つ作り、user というユーザを登録して そのメイルの転送先を user@domain.co.jp とすることでしょう。 (勿論 DNS の処置はきちんとしないといけません)
次に、少し手間がかかりますが、/etc/virtusertable をうまく書き換えることで、
うまく対応できますので以下に紹介します。
但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、
しかも vi エディタなどで作業する必要があります。ご注意下さい。
(具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)
0. 目標は、一台のマシンで @domain.jp 宛のメイルを @domain.co.jp に 受け取らせることです。ホストの本名は www.domain.co.jp とします。 1. DNS に domain.jp の MX レコードを www.domain.co.jp となるよう追加。 2. www.domain.co.jp 内の /etc/virtusertable の最下行 # Put custom additions below (Do not change/remove this line). の直下に @domain.jp %1@www.domain.co.jp という一行を追加。 3. makemap コマンドで更新を反映。 # cd /etc # makemap hash virtusertable.db < virtusertable 4. これでうまく受け取るようになったと思います。一度動作確認してみましょう。makemap 作業をするかわりに、管理サイトの作業で何か適当なユーザをひとつ 作ったり削除したりすることによっても virtusertable ファイルの更新が 反映されます。
<VirtualHost xxx.xxx.xxx.xxx>と</VirtualHost>の間に DefaultChdir ~/../.. site-admを入れます。 これで初期ディレクトリがそのサイトの一番上のディレクトリになります。
17, November 2001 Oda さんからの情報
但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、
しかも vi エディタなどで作業する必要があります。ご注意下さい。
(具体的な方法が判らない人はこの作業はしないほうが無難です。)
RaQ2J に siteUserEmail.cgiアップデート 4.0.1-10750 までのパッチを当てると 管理画面からパスワード変更できなくなる問題が出ています。
修正すべきファイル:
/usr/lib/perl5/site_perl/auto/Cobalt/User/user_mod.al
修正個所(> のついた行を追加):
-----------------------------------------------------------------
return "4505 名前にコロンを含めることはできません。"
if ($newdescr =~ /:/o);
return $return unless (($return = Cobalt::User::lock_passwd()) =~ /^2/o);
>
> # beware of periods...
> $name_exp = $name;
> $name_exp =~ s/\./\\\./g;
>
# Truncate the GCOS if it's too long
$newdescr = substr($newdescr,0,$MaxGcosLen)
-----------------------------------------------------------------
(おまけ)
元のモジュール:
/usr/lib/perl5/site_perl/Cobalt/User.pm -- きちんと直してある
↓ ツールによる自動生成(含む日本語化)
実際に使われるモジュール:
/usr/lib/perl5/site_perl/auto/Cobalt/User/user_mod.al
-- なぜか1ヶ所だけ,修正が反映されていない.
但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、
作業する必要があります。ご注意下さい。
tar による展開で、どのようなことが起きるのかを把握していない人は
この作業はしないほうが無難です。
Qube2700 / RaQ
zcat -f バックアップファイル名 | tar xvpPf -
Qube2 / RaQ2
sed -e '1,/^%%END_INDEX/d' バックアップファイル名 | zcat -f | tar xvpPf -
RaQ3 / RaQ4
sed -e '1,/^%%END_XML/d' バックアップファイル名 | zcat -f | tar tvpPf -
(ただし RaQ3 はユーザ管理に PostgreSQL を使っていますから、手作業で
復元する場合は
/etc/rc.d/init.d/crond stop
/etc/rc.d/init.d/postgresql stop
などをしてからファイルを上書きする必要があります。)
XTR
zcat -f バックアップアーカイブ名 | tar tvpPf -
(XTR では仮想サイトのバックアップしかできません。念のため。)
Qube3
(元から単なる tar 型式でバックアップファイルが作られると思い
ますので特に説明しなくてもいいですよね?)
11 July. 2002 日商エレクトロニクス、T、武田、はたやま、堀池さんたちからの情報
但しその作業には root 権限が必要ですので、root ユーザで telnet login して、
作業する必要があります。ご注意下さい。
tar による展開で、どのようなことが起きるのかを把握していない人は
この作業はしないほうが無難です。
(1) Qube2700からRaQ4までの機種について tar+gz で RPM ファイルやインストールスクリプトをまとめた形になって います。 RaQ4-All-System-2.0.1-13993.pkg の場合 展開 tar zxvf RaQ4-All-System-2.0.1-13993.pkg (2) XTR及びQube3,RaQ550 (と恐らくはそれ以降)の機種について gpg で署名されているので中身を確認するには下記の手順で展開を行なう Qube3-ja-Update-1.0.pkg の場合 署名の確認 gpg --verify Qube3-ja-Update-1.0.pkg 展開 gpg --decrypt Qube3-ja-Update-1.0.pkg | tar zxvf - または gpg --decrypt --output Qube3-ja-Update-1.0.tgz Qube3-ja-Update-1.0.pkg tar zxvf Qube3-ja-Update-1.0.tgz 11 July. 2002 はたやまさんからの情報
トップページの内容を更新するには、ここの index.html を書き換えてください。 オリジナルの index.html は、以下のように管理ページである http://hostname.dom/cobalt/ への即移動指示が書かれているだけのものです。
<HTML> <HEAD> <META HTTP-EQUIV="Refresh" CONTENT="0;URL=/cobalt/" > </HEAD> </HTML>トップページを置き換えた後で管理ページを見る場合は、 http://hostname.dom/cobalt/ (RaQ2の場合は /admin/ ) にアクセスして下さい。
AuthName "Limited page for member."
AuthType Basic
<Limit GET>
require user sample
</Limit>
もしも、登録ユーザ以外の人に、ユーザ名とパスワードで限定されたページを
提供したい場合は、.htaccess の名前を下記のようにします。
AuthUserFile /home/sites/home/users/foo/password1.dat
AuthGroupFile /dev/null
AuthName "Limited page for member."
AuthType Basic
AuthPAM_Enabled off
<Limit GET>
require user sample
</Limit>
AuthUserFile に指定されたファイルには、限定するユーザ名とパスワードの列を
登録します。ここに登録されたユーザ名とパスワードの組み合わせを知っている
人だけが、アクセス出来るようになります。sample:PfyJ0.mjA.LQI Yasu:bSm6OpAYUIIaoというようになります。(試しにユーザが二つ登録されています。そのうち 上の例の .htaccess では sample ユーザだけがアクセス可能になります。)
% htpasswd -c password1.dat sampleなどとします。既にパスワードファイルに登録されているユーザのパスワードを 変える場合、または既存のファイルにユーザを追加する場合は、-c オプションを 抜いて、
% htpasswd password1.dat sampleのようにします。
17 Jun. 2000 安田、渋谷さんからの情報
RaQ550 ではデフォルトでは PAM 認証モジュールが入っていないため、 AuthPAM_Enabled on/off の記述があるとエラーが出ます。 550 についてはこの行は書かないで下さい。 (httpd.confでコメントアウトされています)
25 Jun. 2003 奥野さんからの情報
/usr/include/linux/limits.h の NGROUPS_MAX を参照
20 Sep. 2000