詳細設定 − 基本設定
この章では、アンチウィルス・ゲートウェイのメニューの詳細を説明します。設定できる機能は動作モードにより異なります。
表記について − 下記に項目の表記について説明します。
簡易表示

簡易表示によって隠される項目を示します。

モードの記号
ALL はすべての動作モードで利用できます。
P はプロキシモードで利用できます。
M はメールサーバ共用プロキシモードで利用できます。
T は透過プロキシモードで利用できます。

動作モード
動作モードは、アンチウィルス・ゲートウェイが動作する構成を決定します。また、簡易表示を有効にすると使用頻度の少ない機能は表示されません。
項 目 説 明
動作モード

アンチウィルス・ゲートウェイの構成を決定します。
[1] プロキシサーバとして構成する (プロキシモード)
[2] 電子メールサーバと共用して構成する(メールサーバ共有プロキシモード
[3] 透過プロキシとして構成する(透過プロキシモード)

簡易表示 使用頻度の少ないメニューを隠します。

HTTP Proxy
HTTPプロキシの設定を行います。
項 目 説 明 モード
HTTPプロキシを有効にする HTTPプロキシを利用する場合はチェックしてください。(利用しない場合は、チェックを外すと起動プロセス数を削減し、メモリの節約になります。) PM
ポート番号 デフォルトは9080です。WEBブラウザのプロキシ設定で使用するHTTPプロキシポートになります。(簡易表示モードでは変更できません) PM
ウィルス検査を有効にする デフォルトでは有効です。(簡易表示モードでは変更できません) ALL
ウィルス検出時の動作 ウィルスを検出した場合の動作を決定します。通常、「ウィルスを削除する」を選択します。 ALL
中継サーバの指定 別のプロキシサーバに中継します。ホスト名とポート番号は、中継先のプロキシサーバのホストとポート番号を指定します。 PM
最大同時接続数 同時に利用できるクライアントの数です。 ALL
アクセス制限(接続元) HTTPプロキシが利用できるホストを制限することができます。
設定例の内容 設定例
ホスト(IP) 192.168.0.1
ネットワーク 192.168.0.0/255.255.255.0
ホスト(名前) host.jisha-domeinn.jp
ドメイン jisha-domeinn.jp
.jisha-domeinn.jp
(xxx.jisha-domeinn.jpにマッチ)
すべて許可 ALL
このアクセス制御はtcpwrapperに準じています。詳細は、man 5 hosts_access で詳細を確認できます。名前やドメインで指定する場合はDNS逆引きが有効になっている必要があります。
ALL
除外ユーザエージェント 指定したUser-Agentを持つクライアントから接続された場合はウィルスチェックを行いません。コンマ(",")区切りで複数指定できます。また前方一致で検索します。 ALL
匿名モード サーバにプロキシおよびクライアントに関する情報(Via, X-Forwarded-Forヘッダ)の内容を送付しません。 ALL
DNS逆引き DNSの逆引きを行います。有効にすると、アクセス制限で名前によるホストやドメインの指定が可能になります。 ALL
メール通知 ウィルス検出のレポートを、後述する管理メールアドレスへ送信する場合は有効にしてください。 ALL

SMTP Proxy
SMTPプロキシの設定を行います。
項 目 説 明 モード
SMTPプロキシ SMTPプロキシを利用する場合はチェックしてください。
SMTPサーバは、アンチウィルスGWが代理するメールサーバを指定してください。ポート番号は通常25です。
P
ポート番号 プロキシのためのポートで、デフォルトは9025です。メールクライアントのSMTPサーバ設定で指定するポート番号です。 P
ウィルス検査を有効にする デフォルトでは有効です。 ALL
ウィルス検出時の動作 ウィルスを検出した場合の動作です。デフォルトでは、「ウィルスを削除し、受信者に通知する」です。 ALL
最大同時接続数 同時に利用できるクライアントの数です。 ALL
受信ドメイン制限 アンチウィルスGWが公開サーバとして外部からメールを受信する場合は、受信ドメイン制限を利用してください。受信ドメインでリレー先を制限することで、第3者中継を防止します。
除外ホストは、外部へメール送信を行うホスト、たとえば自社ドメインのネットワーク等を指定してください。
(除外ホストで指定されたホストは、受信ドメイン制限を受けないので、外部へのメール送信が可能になります)

受信ドメイン制限と除外ホストの記述例。
設定例の内容 設定例
ホスト(IP) 192.168.0.1
ネットワーク 192.168.0.0/255.255.255.0
ホスト(名前) host.jisha-domeinn.jp
ドメイン jisha-domeinn.jp
.jisha-domeinn.jp
(xxx.jisha-domeinn.jpにマッチ)
すべて許可 ALL
このアクセス制御はtcpwrapperに準じています。詳細は、man 5 hosts_access で詳細を確認できます。名前やドメインで指定する場合はDNS逆引きが有効になっている必要があります。
PM
アクセス制限(接続元) SMTPプロキシが利用できるホストを制限することができます。
設定例の内容 設定例
ホスト(IP) 192.168.0.1
ネットワーク 192.168.0.0/255.255.255.0
ホスト(名前) host.jisha-domeinn.jp
ドメイン jisha-domeinn.jp
.jisha-domeinn.jp
(xxx.jisha-domeinn.jpにマッチ)
すべて許可 ALL
このアクセス制御はtcpwrapperに準じています。詳細は、man 5 hosts_access で詳細を確認できます。名前やドメインで指定する場合はDNS逆引きが有効になっている必要があります。
ALL
POP Before SMTP 外部から、メールの送受信を行う場合は、「POP Before SMTP」を利用できます。POPで受信できた接続元に対し、有効期限内、メールの送信を許可します。有効期限のデフォルトは30分です。 PM
DNS逆引き DNSの逆引きを行います。有効にすると、アクセス制限で名前によるホストやドメインの指定が可能になります。 ALL
メール通知 ウィルス検出のレポートを、後述する管理メールアドレスへ送信する場合は有効にしてください。 ALL

POP Proxy
POPプロキシの設定を行います。
項 目 説 明 モード
POPプロキシ POPプロキシを利用する場合はチェックしてください。
POPサーバは、アンチウィルスGWが代理するPOPサーバを指定してください。ポート番号は通常110です。
P
ポート番号 プロキシのためのポートで、デフォルトは9110です。メールクライアントのPOPサーバ設定で使用するポートです。 P
ウィルス検査を有効にする デフォルトでは有効です。 ALL
ウィルス検出時の動作 ウィルスを検出した場合の動作です。デフォルトでは、「ウィルスを削除する」です。 ALL
POPサーバの任意指定 この機能を有効にすると、「ユーザ名@POPサーバ」というユーザ名を使ってと、指定したPOPサーバと接続できます。たとえば、virusgwというアカウントを持つPOPサーバ(61.X.X.57)に接続する場合は、メールクライアントの受信サーバのアカウント名に、「virusgw@61.X.X.57」を設定します。 PM
最大同時接続数 同時に利用できるクライアントの数です。 ALL
アクセス制限(接続元) POPプロキシが利用できるホストを制限することができます。

設定例の内容 設定例
ホスト(IP) 192.168.0.1
ネットワーク 192.168.0.0/255.255.255.0
ホスト(名前) host.jisha-domeinn.jp
ドメイン jisha-domeinn.jp
.jisha-domeinn.jp
(xxx.jisha-domeinn.jpにマッチ)
すべて許可 ALL
このアクセス制御はtcpwrapperに準じています。詳細は、man 5 hosts_access で詳細を確認できます。名前やドメインで指定する場合はDNS逆引きが有効になっている必要があります。
ALL
DNS逆引き DNSの逆引きを行います。有効にすると、アクセス制限で名前によるホストやドメインの指定が可能になります。 ALL
メール通知 ウィルス検出のレポートを、後述する管理メールアドレスへ送信する場合は有効にしてください。 ALL

管理メール
管理メール設定を行います。
項 目 説 明
メールアドレス 管理者のメールアドレスを指定します。各プロキシ設定の「メール通知」が有効な場合、このアドレスにウィルス検出情報が通知されます。SMTPプロキシのウィルス検出時の動作で、「ウィルスを削除し、送信者に通知する」を選択した場合は、ウィルス検出通知の送信者アドレスになります。
メールサーバ 管理者にウィルス検出通知を送信するために利用するメールサーバです。
ポート番号 管理者にウィルス検出通知を送信するために利用するメールサーバのポート番号です。通常25です。